バイク試乗レポート:ABS MODELS
サイトマップ お問合せ Goo-netトップ
新車・中古バイクの検索
試乗レポート 最新モデル車の詳細、及び試乗レポート記事をご紹介。
TOP > バイクを知る > 試乗レポート > ホンダ ABS MODELS

試乗レポート ホンダ ABS MODELS

 ホンダ ABS MODELS

ニューモデルが登場!ホンダABS構想の第一歩
写真=松川忍、文=松井勉
間違いなく買いの安心安全ラクチン装備
 ホンダは、5年後までに250cc以上のスポーツバイクすべてにABS装備車をラインアップするという目標を掲げ、その具現化に向けてブレーキ開発の全開体制に入っている。
 今回、そんなホンダのABSを体験して下さい、という試乗会が行われ、ゴールドウイング、シルバーウイングという既存のABS装備車に加え、この3月にABS装着車が加わったフォルツァとCB1300スーパーボルドールのABSを体感。
 気になるニューモデルのABSインプレはというと、まずCB。総重量で400kgを超すタンデム走行で、時速60km/hから、アスファルト上に砂を1cmほど敷いたコースでABSの実力を試す。
 ABS付きなので、フロント7、リヤ3という一般論は無用。前後ともただ何も考えずに思いっきりブレーキをかける。僅かにレバーにゴゴゴ、とキックバックがくるが、タイヤがロックしたり、方向性を失うこともなく普通に止まる(ホントに普通にだ)。速度が落ちても制動感は一定。何度かトライしたが結果は同じ。
 次にひとりで砂のないドライ路面で時速100km/hからフルブレーキング。ここでもただ、思いっきりかける。何度か試したが、制動距離はいつも同じで、とても安心だった。
 フォルツァでは、旧モデルにも装着車が用意されていたが、それと同様、前後連動のデュアルコンバインドブレーキを採用していることもあり、ABSが介入する前から、ブレーキングの姿勢が安定。総合的にこのバイクもなんとも心強い。
 ABS装備車は標準車より6〜7万円の価格アップとなるが、それを考えてもぜひとも買いの装備だな、と実感できた試乗会だった。
ホンダSマチックで6速マニュアル変速ができるZに装備されたABS。もともとデュアルコンバインドブレーキが装備されるだけに、良路ではABSが顔を出すチャンスが少ないかもしれない。ただし、パニックブレーキを想定してガンと掛けたときの安定感はライダーに安心感を与える。とくに砂の路面では、ABSの効果が絶大だった
片押し3ピストンのフロントキャリパーを採用。そのうち、中央のピストンが前後連動で制動する。ABSのセンサー部分などは非常にコンパクトに仕上げられている
ホンダのABSとして、初の対向4ポットキャリパーを採るCB1300SF、SB。ABSユニットを経由するため、ブレーキライン全長が長く、ABS無しモデルと比較すると、ややブレーキレバーのストロークが多いが、タッチなどに違和感はない。ホイール脱着時にセンサーをキズつけない配慮から、まずセンサーを取り外すデザインとなっている
メータでの識別点は速度計に加わったワーニングランプ。リヤのブレーキキャリパーもスタンダードモデル同様。パッドなども同部品となる。その性能には自信ありと開発者は語る

株式会社プロトコーポレーション 会社概要 | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告掲載について | よくある質問と回答
COPYRIGHT(C) PROTO CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.