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中古選びの達人になる!!
バイクは決して安い買い物ではない。それは中古でもしかり。
また、車両代金以外にも税金などの費用が発生する。
春先には増税も控えているが、もう一度ここでおさらいしておこう。

【消費税増税】

 各報道機関で報じられている通り、14年4月から消費税が現行の5%から8%に増税される。実に3%の増税なのだが、当然のことながら商品を購入する金額が大きいほど、この3%の重みが増してくる。
 こうなると、高額な買い物は増税前に済ませておきたい!と誰もが思うはずだ。これが普通の消費者心理である。新品を買うなら商品の品質はいつでも一定だが、中古となると話は別だ。失敗しない中古を選ぶには、どんな商品でもじっくりと時間をかけて吟味することが必要になる。
 そのことをバイクに当てはめてみるとどうか? 増税前に買っておきたいという焦りによって、購入前の車両チェックがいい加減になり、結果あとになって余計な出費をするハメになったら……もしかすると増税の差額分以上に損をしてしまうかもしれない。そうなると買い物としては完全に失敗である。
 バイクとは自分の命を乗せて走るものだ。世の中の『駆け込み需要』なんかに惑わされず、じっくりと車両選びをすることが、結果的に得をするということを忘れてはいけない。もちろん、増税前に納得行く車両が見つかれば、それはそれでラッキーではあるが。とにかく、バイク選びに焦りは禁物である。

【法定費用】

 自動車やバイクには法定費用と呼ばれる費用がある。ひらたく言えば、車検や登録などにかかる費用や強制保険、税金などのことである。先に報じられていたように、軽自動車税が15年から見直されることになった。消費税にしてもこうした車両にかかる税金も、未来永劫定額ということはありえないのだ。
 それは強制保険と呼ばれる自賠責保険でも同じ。バイクを購入する際には、車両代金や車検、定期点検以外にもこうした費用が発生することを頭に入れておこう。特にこれから複数台の車両を所有し、維持していこうとしている人は、1台ずつにこうした法定費用がかかることを把握しておこう。

法定費用一覧

【人気とリセール】

人気とリセール

人気とリセール

 自動車でもバイクでも中古市場では必ず人気車とそうでない不人気車が存在している。人気のある車両は中古であっても高いプライスタグが付けられるし、下取りや買い取りでもそこそこの値段が期待できる。一方、不人気車となると、程度が良くても市場での価格は低めとなり、また手放すときも二束三文とまではいかないまでも、オーナーとしては納得の行かない価格を提示されることもしばしば。こうした、商品を手放す際にどれくらいの価値があるのかを示すのが『リセールバリュー』という言葉だ。いやらしい話だが、手放す時にもある程度の売却金額を得たいと思うのなら、リセールが期待できる車両を選ぶのも、ひとつの賢い買い方だ。また、カスタムをしたり、新車同様のコンディションを保つなど、維持しながら付加価値をつけるのも工夫のひとつ。
 乗り潰すか、リセールを考慮してバイクライフを送るか、考え方は人それぞれだが、リセールを気にするなら無難に人気車を選ぶというのもひとつの賢い考え方と言える。

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