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これだけ知っておけば安心!!車体チェックの12の鉄則 (3)
ハンドル周り

左右切れ角の比較

左右切れ角の比較
ハンドルの左右切れ角が異なる場合、不適切なハンドル取り付けや、転倒の影響が考えられる。跨って左右のフルロック位置を確かめておこう。

クラッチフルード量確認

クラッチフルード量確認
油圧クラッチでもフルードは重要だ。写真のように汚れている場合は交換をお願いしよう。また、マスターシリンダーからの液漏れも確認しておこう。

メーター表示は適正か?

メーター表示は適正か?
速度・回転計、オド・トリップの動作確認はマスト。また、オドメーターの距離と車体の程度がそぐわない場合は、全体的に注意が必要な車両だ。

ブレーキフルード量確認

ブレーキフルード量確認
ディスクブレーキ車の生命線とも言えるブレーキフルード。黒くにごっている場合は液が汚れている証拠。適正な量かどうかも確認しておく。
ゴムパーツ

キャブ周辺は特に念入りに

キャブ周辺は特に念入りに
キャブ前のマニホールド、後ろ側のインシュレーターもゴム製。万がいち、ひび割れしてしまうと二次空気吸い込みによって、エンジン不調を起こす。指で触りながら劣化がないか確かめよう。

走行頻度も分かるステップ

走行頻度も分かるステップ
フットレストがゴム製の車両も多い。著しく減っていればそれなりの距離を走った証拠。メーターの距離と照らし合わせてみよう。

定期交換推奨のグリップ

定期交換推奨のグリップ
乗るたびに触れ、握りながら滑らせる、という使い方をするグリップは消耗品だ。写真のように切れたりしていたら交換してもらおう。

最悪、火災の危険も!

最悪、火災の危険も!
燃料ホースもゴム製だ。硬化してヒビが入れば燃料は漏れ出す。最悪の場合、走行中に火災の危険がある!絶対にチェックしたい。
転倒歴

ハンドルストッパーの打痕

ハンドルストッパーの打痕
ハンドル切れ角を決めているのがステアリングヘッドにあるハンドルストッパーだ。ここに激しい打痕があれば転倒している可能性が高い。左右ともにしっかり目視し、疑問があればショップに尋ねよう。

フォークボトムの傷

フォークボトムの傷
近頃はフォークスライダーという商品もあるほど、転倒した時に傷がつきやすいフォークボトム。左右ともに指で触って凸凹や引っかき傷の有無を確かめておきたい。

リアアクスル

リアアクスル
リアアクスルシャフト端部もまた、転倒時に痛めやすい部分だ。同時にスイングアーム後端もチェックしたい。激しい転倒痕がある場合は注意。

バンクセンサー

バンクセンサー
ステップ裏の金属製ロッドも要確認。折れていたら転倒の可能性大。また、左右均等に削れている場合は、前所有者がかなり攻めていた証拠である。

オフ車は腹下!

オフ車は腹下!
ハードな使われ方をされやすいオフ車では、腹下のフレームダウンチューブや、スキッドガードに大きな凹みがないかを確認しておこう。

ケースカバー

ケースカバー
目視でも分かりやすい左右ケースカバー。ただ、転倒歴チェックでは必ず指で触って裏側までチェックしよう。また、再塗装の痕跡にも要注意だ。
維持費用

中古車を選ぶ際に、カスタム車を買うかノーマル車を買うかで悩む人も多いだろう。購入後にコツコツとカスタムをしていくのも楽しいが、好みのカスタム車を運良く見つけられたら、それはある意味お買い得とも言える。だが、カスタム車を買う際には購入後の維持費についても必ず考えておこう。例えばリプレイスキャブレターやエンジンチューニング系パーツの場合、純正部品よりも短いスパンでメンテナンスや消耗部品の交換が必要になる場合も多い。耐久性を多少犠牲にしてでも性能を追求した商品なのだから、それはある種の“割り切り”なのだ。だが、それを把握せずに購入すると、いざメンテナンスという時に請求書を見てビックリ!ということになる。また、社外製品の場合は車体メーカーのように補修パーツの供給が迅速でない場合もあるし、型落ち製品では部品すら出てこないという場合もある。カスタム車を購入する際は、メンテナンスサイクルや部品代、継続的な部品供給の有無までしっかり把握しておくことが理想的だ。もし分からない場合はショップスタッフに尋ねてみよう。また、カスタム以外でもタイヤやチェーンなど消耗品の値段も把握しておきたい。例えば見た目のカッコ良さ重視で極太タイヤの車両を買ったものの、タイヤ交換時に5万円以上かかって冷や汗が出た……そんな話もアチコチで聞く。車両を完調に維持するために、どれほどのコストが必要なのかを使い方と照らし合わせて考えてみよう。少しでも無理があると、せっかく買ったバイクを維持できず、結果手放すハメになる。身の丈にあった車両を買うのも賢い中古車選びなのだ。

車検には
対応した部品か?

車検には対応した部品か?
車検には対応した部品か?
カスタムパーツが車検対応なのかも確認しよう。特にマフラーは音量に注意。また、リプレイスホイールでは『JWL』の刻印があるかもチェック。この刻印がないと車検には通らないぞ。

高額パーツのメンテナンス

高額パーツのメンテナンス
高性能パーツの中には、純正部品よりも高い頻度でメンテナンスを必要とする場合も。また部品代が高額であることも考えられる。もし欲しい車両に純正ではない部品がついていたら、ショップスタッフに特徴やメンテナンス頻度について尋ねてみよう。

意外と高い消耗品

意外と高い消耗品
意外と高い消耗品
太いタイヤは高額だ。17インチで180サイズ程度だと、前後輪あわせてタイヤ交換で5、6万円飛んでいくなんてこともザラ。また、チェーンとスプロケットも高額な消耗品だ。車両購入の際、交換時期が近づいているような場合はショップに相談しよう。

社外製品で補修は利くのか?

社外製品で補修は利くのか?
社外製品で補修は利くのか?
カスタムパーツが破損した場合、補修部品が出るかも重要。部品が入手できないことが原因で、全てを交換するハメに……というのも実際によくある話だ。お買い得!と思って飛びついたが結局高くついては元も子もない。注意しておこう。
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