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最新ウエア事情1
最新ウエア事情

凍てつく風の中を走るために開発されたライダーズウエアは、保温性、防風性、透湿性と様々な性能が求められる。ここでは最新の素材に着目してウエアを紹介していくぞ!

最新ウエア事情

ラフ&ロード  広報 関根さん

お手頃な防寒方法は?

各メーカーが発売している高機能素材を使ったウエアですが、基本となる素材に同じものを使いながら、インナーや中間素材を変えることで、それぞれ保温性能に差をもたせるなど、お客さんの使い方にあわせ選ぶことができるようになっています。すでに持っているウエアと、それら上手く組み合わせることで、予算を抑えつつ効果的に防寒することができますよ。

インナー編

 体に密着するインナーは、まず第一に乾きやすい素材であること、次に保温性に着目しよう。濡れたウエアは体を冷やす。間違っても乾きにくい綿素材のTシャツなどは選択しないこと。
 次に大切なのがサイズ選び。素材によって、フィットしたほうが暖かいもの、逆にちょっと余裕があった方が良いものなどがある。
 現在ではインターネットショップなどから簡単に商品を購入できるけど、フィット感が性能を左右するウエアだけに、実際の商品を手に取って選ぶようにしたい。

ヒートジェネレーター

ウエア自体が発熱して暖かくなるヒートジェネレーター。そのヒミツは、気体が液体に変わるときに発生する熱エネルギー。つまり体の発汗を利用している。それを効率よく貯め込むことで、ユーザーはあたかもウエアが発熱するように感じているのだ。

関節部分とその他の部分とで素材の厚さを変え、ライディングに適した運動性を確保している。シャツは後ろ部分を長くし、前傾姿勢を取った場合でも背中が出ないよう配慮されている。

ヒートジェネレーター

発熱インナー

●ヒートジェネレーターX ハイネックアンダーシャツ
RS TAICHI
価格:7245円
サイズ:メンズ=S/M/L/XL
レディス=WM/WL

POINT

体からの湿気を吸着して発熱させるため、体にピッタリフィットしたものを選びたい。素材自体が厚く、滑り感はあまり無い。

ヒートジェネレーターX アンダーパンツ

発熱インナー

●ヒートジェネレーターX アンダーパンツ
RS TAICHI
価格:7245円
サイズ:メンズ=S/M/L/XL
レディス=WM/WL

ウインドストッパー

寒冷で過酷な状況でも人間の体は常に汗をかいている。透湿性が低いと、この汗がウエア内で結露し、体を冷やす原因となる。ウインドストッパーは、薄いフィルム状の生地で、風をシャットアウトしつつ微細な孔から汗を水蒸気として放出する。

ウインドストッパーインナーパンツ

防風透温インナー

●ウインドストッパーインナーパンツ
RS TAICHI
価格:1万3440円
サイズ:XS/S/M/L/XL/XXL

POINT

体へのフィット感は低いが、立体裁断を用いることで運動性を高めている。また、生地の滑り感が良く重ね着も容易だ。

ウインドストッパーインナーグローブ

●ウインドストッパーインナーグローブ
RS TAICHI
価格:2415円
サイズ:S/M/L/XL パンツ、グローブともに立体裁断やストレッチ素材を採用することで運動性を高めている。また、薄く軽量なため、快適な着心地、付け心地が特徴だ。

サーモトロン

ポリエステル繊維に炭化ジルコニウムなどのセラミック粒子を封入。セラミック粒子は、太陽からの遠赤外線を吸収し、熱エネルギーに変換。同時に、人から発生する波長の長い遠赤外線を反射し、保温効果を維持。二つの効果で効率的に体を温めてくれる。

サーモトロン インナーグローブ

発熱インナー

●サーモトロン インナーグローブ
RS TAICHI
価格:1995円
サイズ:S/M/L/XL
タイトなフィッティングで、グローブの中でのゴワつきは皆無。手首部分のリブは厚手の生地でできており、着用し易いように作られている。

POINT

伸縮性がありフィット感は極めて高い。生地の滑りも良く、タイトなジーンズやグローブの下など、窮屈感なく着用できる。。

一般衣料の高機能商品
バイクにはどうなの?

ユニクロのヒートテックや、イオンのヒートファクトなど、シティユースのインナーにも、発熱素材がたくさん出回っている。なんとなくバイク用に転用できそうだけど、ライディングという環境にフォーカスすれば、保温性、運動性、ライダー特有の姿勢を考慮した裁断(フィット感)など、さまざまな面でラインディング専用ギアに比べて劣っている。使えなくはないけれども、役不足というのが結論だ。

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