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ツーリング 北関東エリア 千葉県・房総半島
ツーリングレポート
壮大な水平線が続く九十九里からスタート
 海が好きなボクは、本格的な冬将軍が来訪する前に、壮大な水平線を見渡せる九十九里へ行こうと思った。
 ところで、防寒装備などを整えながらのツーリング支度も楽しいものだ。過剰な防寒具は脱いだとたん荷物になるし、軽装であれば突然の冷え込みに後悔するやもしれない。このさじ加減が前日の気分をかなり盛り上げてくれる要素ではないだろうか。
 千葉東金道路を東金インターで降り、いざ九十九里までの一本道、東金九十九里道路へR1を走らせた。
 天候にも恵まれ、想像どおりの九十九里浜が表れた。空と海の表情も異なる青さと、雲と波の白さ。そしてどこまでも続く砂浜……抜けのよいコントラストが心地いい。道中に遭遇した高速道路の渋滞をすっかり忘れさせてくれた。ここから北へ上れば銚子、南へ下れば鴨川、南房総だ。
 ひとまずサーファーが気持ちよさそうに乗る波を眺めながら休憩。しかし、目的地は決まっている。相棒がR1であることを考え、房総スカイラインなどのワインディングも楽しめそうな南房総へとハンドルを向けた。
 九十九里ビーチラインから国道128号線を南へ少し行くと、太東埼展望台がある。「恋のビーナス岬」というキャッチフレーズがつけられた、なるほど眺めのいい高台だ。しかし、昔の砲台跡があったり、海の道しるべとして船員の命を守る灯台があったり。イメージにちょっとギャップがあるような、ないような……。でも、九十九里の海岸線を見渡せる大展望を満喫できることは間違いない。
 さらに南へ進むと「月の沙漠」で有名な御宿の浜。砂浜に立つラクダの像が迎えてくれる小さめの砂丘といった風情である。この付近にメキシコ記念塔というものがあるらしい。「なんでメキシコ?」と好奇心が刺激されたなら立ち寄ってみては? 浜を見渡せる高台に真っ白な塔が青空に突き刺さるようにそびえていて、なかなかそう快な景観だ。
 そのまま128号線で勝浦市街を抜けると、それまでの退屈な直線は軽快な海沿いのワインディングへ変貌して行く。窮屈に思えていたR1のポジションも快適になってきた。
 天津小湊では誕生寺へ立ち寄り、ここで海の幸にありつく。今回の旅では本当に食事には恵まれた。どこで食べてもうまい! 基本的にすべて魚介類でまとめてみたが、メシを食べるために房総へツーリングに行ってもいいと思うぐらい大満足できた。
 鴨川近辺はランドマークもたくさんある観光地。どこへ寄ってもいいのだが、ここは走りに集中してやり過ごす。冬は日が短いので、うかつにシーワールドなどで楽しんでしまうと、あっという間に真っ暗になってしまうからだ。夕日が沈む前に宿の露天風呂に入って絶景を楽しみたい。せっかく露天風呂のある宿にしたのだから。
サカナ、食うべし!
九十九里から鴨川まで海岸線を走った今回。途中、かなりの数の漁港を見かけた。そうなると食事はもちろん海の幸! 正直、迷うほどの食事どころが魅力的なノレンを掲げている。価格的にはけっして安くはないのだが、そのウマサはやはり“地のモノ”。焼き魚や煮魚では、「今日はナニがオススメ?」なんて聞くのも、本場な雰囲気で気分よし。アジを味噌で和えた「なめろう」が外房の名物料理だ
海を望む露天温泉……もうサイコーっす!
 鴨川市街を抜ければ今回の宿「磯の宿そとぼう」までもう少し。昼食をゆっくり楽しんでしまったせいか、日没まで時間がない。多少焦りながらも滑り込みセーフ!
 着いて早々露天風呂へ。夕焼けに染まる外房を眺めることができた。慣れない前傾姿勢で疲れた体には極楽、疲労感が薄れていく。ここは温泉なので湯もいいが、露天風呂が貸しきりで楽しめ、ひとつひとつ風呂桶や趣が違うので、人数や気分によって選べるのもうれしい。
 湯上がりの夕食にも大満足! 磯料理店が宿内にあるというので期待していたのだが、想像以上にうまかった。なかでも鯛のカシラを焼いたものは絶品! ぜひ御賞味あれ……と、とにかく出てくるすべてにハズレがなかったのである。冬場はオプションで伊勢エビの鍋なども楽しめるらしい。
 ぐっすり寝て、2日目に突入。昨日、部屋の窓から見えいた「大海フラワーセンター」へ寄ってみる。基本的に花々を楽しむ施設なのだが、注目は釣り堀。釣り竿もエサもその場で調達できるのがバイク乗りにはありがたい。たまには変化球で釣りがプランに入っているツーリングもいいのでは……などと言い訳がましくさっそく釣り開始。すぐに釣れると思いきや、魚たちの見事な連係プレイにエサを取られながらの孤軍奮闘。雑魚は釣れても大物は簡単には釣られてくれない……1時間ほど遊んで、なんとかいちばんの大物タイをゲット。
 鴨川市街でお土産の干物などを物色、県道89号線から410号線の山間を走る。途中「酪農のさと」で休憩。牧場おきまりのソフトクリームを食べ、ヤギさんと遊んでなごみ、なお北上。延々と続くワインディングでR1のレスポンスを堪能しながら、房総スカイライン、鴨川道路を抜ける。
 旅の最後の締めくくりにと、もう1度鴨川を経由して県道34号線を走り大山千枚田を目指す。到着したのはちょうど夕暮れ、きれいに折り重なる田んぼが陰影を作り、幻想的で息をのむ静けさにしばしぼう然。「海もいいけど、山もいいよね……」、いつになく感傷的になった。
 帰りはとりあえず木更津方面へ。館山自動車道で帰るもよし、アクアラインでリッチに帰るもよし。冬のツーリングに、房総半島半周、南房総の旅はまさにオススメです!

ランチついでに立ち寄った誕生寺。参道でお土産屋をひやかしつつ、境内ではおみくじを……。これがビックリ、「凶」が出た! 「め、珍しいですよね? 大吉より希少価値ありますよね!?」(堀)、「写真撮るのやめときましょうか」(編集)。無事にツーリングが終わってなによりでした!
サカナ、釣るべし!
海にデンと突き出た釣り堀。水は海水、魚はタイやカワハギ……まさに「海の釣り堀」。レンタルの竿を借りて、小エビをエサに糸を垂らす……これがなかなか釣れない! 楽しみ方はふたつあって、「遊び釣」ではキャッチ&リリース、要するにほんとに釣りだけを楽しむモード。もうひとつが釣った魚を買い取るスタイルで、タイは1匹3000円だった
→海の釣り堀は、大海フラワーセンター内にある。入場料600円のほか、竿のレンタル(エサ代込み)で500円。あと、駐輪代300円も必要!
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