ツーリングに適したテントの選び方やバイクへの積載方法
気軽にどこにでも移動出来るバイクの機動性を楽しめるツーリングですが、キャンプが出来れば行動範囲がグッと広がります。そのキャンプの宿泊で欠かせない基本装備がテントです。バイクツーリング用のテントの選び方や、押さえておくべき基本についてチェックしてみましょう。
テントでキャンプツーリングをしてみよう
ライダーなら、一度は体験してみたいのがキャンプツーリングではないでしょうか。近年は車で楽しむオートキャンプの人気が広がっているため、テントサイト(設営場所)までバイクを持ち込み出来るキャンプ場が増えています。荷物を積み下ろしするのも簡単ですし、バイクが常に目に届く場所にあるのは防犯上も安心です。せっかくのツーリング、やはり仲間同士で愛車を眺めながら語り合う等、テント泊を楽しみたいはずです。
しかし、まだまだバイクの持ち込みが禁止されているキャンプ場も少なくありません。事前にしっかり確認をしておきましょう。
最近では、様々な設備が充実した、ライトなアウトドアファン向けのキャンプ場も増加しています。充電器を備えているキャンプ場もあるので、スマホやカメラの充電が出来るのは嬉しいポイントです。キャンプ場併設の道の駅等もあるので、キャンプ初心者には便利でおすすめです。

バイクツーリングに使いたいテントはこんなタイプ
テントと言っても様々なタイプがあります。
複数で使える大型のテントは、骨組みを組み上げる比較的複雑な構造で、居住性は良い反面、収納時に場所を取ります。
登山やトレッキングに使う、バックパックに入るコンパクトなサイズに折りたためるタイプもあります。短時間で設営出来る「ドームテント」と呼ばれるタイプで、収納時も小さくて軽い物が多いですが、価格はやや高めです。一人用で1.5kg程度が目安ですが、自転車ユーザーに使われている1kg以下という超軽量タイプもあります。
数は少ないながら、ツーリング専用に作られたバイク用テントもあります。バイクへの積載を前提としているので、コンパクトに折りたたむことが出来ますが、登山用テントと比較すると重く、その分骨組み等もしっかりしているのが特徴です。
今は野外フェスや河川敷のバーベキュー等にもテントを用いるユーザーが多く、ホームセンターでも安価なテントが販売されています。しかしバイクツーリングでは荒天時等、厳しい環境での使用が想定されるケースが考えられるので、アウトドアショップで店員のアドバイスも貰いながら選ぶ方が安心です。
選ぶ際にはここに注目しよう
冬場は厚めの生地を用いた、保温力の高いテントを使います。室内の温度を保つため、よりコンパクトな物がベターです。「4シーズン用」と明記してある物を選びましょう。
まとめ
バイクのタイプやツーリングの目的によって、装備も変わってきます。アウトドア人口の拡大に伴い、様々なタイプのテントが流通しています。自分のバイクにフィットするかどうか、積載方法等もしっかり理解して、キャンプへの準備を万全にしましょう。
本記事は、2016年10月17日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。