収納スペース?バッテリー?バイクのサイドカバーの中身や効果
バイクのサイドカバーがどのような役割や効果を担っているか、ご存じの方は少ないのではないでしょうか。バイクのデザイン性を左右するサイドカバーについて知識を深め、サイドカバーの機能性を向上させましょう。
ここでは、サイドカバーの働きやカスタムのバリエーション、メンテナンス方法を解説します。
サイドカバーの役割
バイクのシート下やタンク下に備わるサイドカバーは、サイドカバーの内側にあるパーツを走行時に受けるダメージ(雨風等)から守るために取り付けられています。車種にもよりますが、多くの場合、サイドカバーの内側にはバッテリー等の電装部品やエアクリーナーボックスが備わっています。サイドカバーがなければ、それらの部品の寿命を著しく縮めてしまうことにも繋がります。
しかし、近年ではサイドカバーを取り外したカスタムや、自分好みにリペイント・ロゴ取り付けをしたカスタム、あるいはサイドカバーの内側に収納スペースを確保したバイク等もあり、サイドカバーの役割や効果は多岐にわたります。
サイドカバーのカスタムをしてみよう
サイドカバーのカスタムとして最も主流となっているのが、バイクのデザイン性向上を目的とした塗装です。サイドカバーの塗装は特別な工具や広い作業場所を必要としないため、数あるバイクカスタムの中でも自身で挑戦しやすいと言えます。
セルフペイントで自分好みのデザインやイラストを塗装したり、気に入ったロゴパーツを購入すれば自身で取り付けることも可能です。また、多くのバイク販売店では、車種にもよりますが10,000円前後でサイドカバーの塗装を依頼出来るので、セルフペイントが不安な場合はプロへ依頼するのも良いかもしれません。
そのほか、比較的珍しいカスタムとしては、車載工具等の収納だけでなく、ETC車載器のセットが出来るものもあります。

サイドカバーのメンテナンスをするには?
サイドカバーのメンテナンスは、ボディやタンクの磨き上げと同様に、あらかじめカバー表面の塵や埃を落として傷が入らないよう考慮した清掃を行いましょう。万が一、サイドカバーにヒビや欠けが見られた場合は、デザイン性や内側に備わっている部品・パーツの保持のためにも新品と交換するのが理想的です。
サイドカバーは、シートやタンク等の、サイドカバーに干渉しているパーツを取り外し、サイドカバーを固定しているボルトを外すだけで簡単に取り外せる場合が多いので、交換作業に多くの手間を必要としません。
まとめ
サイドカバーが持つ本来の役割を知ったうえで自分好みのカスタムが出来れば、自身のバイクへの愛情も一層深まるのではないでしょうか。サイドカバーは、車種によって様々な形状・役割を持つため、この機会に異なるデザインのサイドカバーを見比べてみてはいかがでしょうか。
本記事は、2017年2月13日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
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