バイクの車検期間の疑問:10年超えたら1年ごとになる?
自動車でもバイクでも、車検の期間は車種によって違います。バイクでは車検がないものから、3年間車検に出さなくても良い場合があります。なお、車検の他にも、安全に走行するために定期的な点検が義務付けられています。今回はバイクの車検について、ご紹介しましょう。
10年経過した二輪車は車検期間が1年ごとになる?
2018年時点で、新規登録から10年を経過したバイクの車検は2年ごととされています。
1995年までは、新規登録から10年を経過した自動車は車検を1年ごとに行わなければいけませんでした。その後、道路交通法が改正され、10年経過した自動車は2年ごとに車検をすればよくなりました。
二輪車の車検有効期限
バイク車検の有効期限は以下の通りです。
新車のみ3年間有効で、その後は2年ごとに車検を行う必要があります。この3年間や2年間という数字は、バイクに安全に乗れるおおよその期間を意味します。これを超えると、パーツの故障などで、安全に乗れるバイクではなくなるかもしれません。
車検には「保安基準」と呼ばれる、安全や環境のためのルールが定められています 。保安基準には以下のような項目があります。
以上の項目をクリアし、次の車検まで安全に走行することが求められます。
車検とは違う?定期点検とは

車検のほか、バイクは1年ごとに定期点検(12カ月点検)を行う必要があります。車検と違うのは、努力義務であり必ず行わなくても公道を走ることができる点です。しかし、安全にバイクを走らせるために、定期点検が推奨されています。
定期点検で、確認する項目は以下の通りです。
点検内容はバイクメーカーのホームページにも掲載されています。また、点検方法もインターネットで検索すればでてくるので、セルフでメンテナンスをすることが可能です。
一方、バイクショップでは徹底した点検を行ってもらえるプランもあるため、不安であれば相談してみてはいかがでしょうか。
まとめ
本記事は、2018年4月27日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。