バイクの車検時にエンジン番号は必要?車検に落ちる可能性も!

ユーザー車検に向けた準備などで細部までバイクを点検している方は多いでしょう。エンジン回りのチェックでよく気が付くポイントに「エンジン番号がない」ことが挙げられます。
そこで今回は、エンジン番号のないエンジンを搭載したバイクの車検事情について解説します。

バイクの車検時にエンジン番号は必要ない!?

バイク車検では、一般的にエンジン番号は必要ありません。車検時に確認されるエンジンの情報は以下のとおりです。

  • エンジンに打刻された型式、排気量
  • 車検証に記載のエンジン型式、排気量

バイクのチューニングや故障修理などでエンジンを載せ換えている場合もありますが、車検合格の判断基準としては「車検証に記載のエンジンと相違ないか」という点をチェックしましょう。エンジンによっては、はじめからエンジン番号が打刻されていない製品もあります。

エンジン番号がなくてもバイクの車検に通るケース

上述のとおり、搭載しているエンジンと車検証に記載のエンジンに相違がなければ車検に通ります。たとえば、エンジンが寿命を迎えて同じ型式のエンジンに載せ換えた場合や、載せ換えたエンジンについて「構造変更申請」をおこなっている場合などは、問題なく車検をクリアできます。
中古車を購入したり知人から譲ってもらったりしたバイクでエンジン番号が見当たらない場合、車検証に記載の型式や排気量と同じものであるか確認してみましょう。

エンジン番号がなくてバイクの車検に通らないケース

エンジン番号がなくてバイクの車検に通らないケース

車検証に記載のエンジンと、型式や排気量が異なる場合は車検に通ることができません。ケースとしては、構造変更申請をとらずにエンジンをカスタム(排気量アップなど)していたり、型式や排気量の違うエンジンに載せ換えていたりするなどが挙げられます。とくに個人売買で購入したバイクやカスタム歴が多いバイクでは、車検証の情報と実際の情報が異なる場合もあります。
車検証の内容と実際のエンジンに相違が見られたら、車検証に記載のエンジンに戻すか、車検までに構造変更申請を済ませましょう。

構造変更申請を出す際は、以下の書類が必要です。

<構造変更申請の必要書類>

  • 車検証のコピー
  • 改造自動車等届出書(陸運局で取得)
  • 改造等概要説明書(陸運局で取得)
  • 改造箇所の添付書類(陸運局で取得)

まとめ

  • バイク車検でエンジン番号はほとんど必要なく、重要なのは「型式」と「排気量」
  • エンジン番号がなくても、車検証に記載の型式や排気量と実際のエンジンが同じなら車検に通る
  • 車検証の記載内容と実際のエンジンが異なると車検に通らない
  • 車検に通らないエンジンを搭載している場合はエンジンを戻すか、構造変更申請をおこなう

本記事は、2019年7月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。