バイク用の電熱ウェア・ヒーターの性能・使い方
冬場はバイク乗りにとっては厳しい季節ですが、色々と防寒対策をしているライダーも多いのではないでしょうか。そんな防寒対策としておすすめしておきたいのが「電熱ウェア」です。電熱ウェアを利用すれば冬場のツーリングも快適になります。今回は電熱ウェアの魅力について紹介します。
電熱ウェアとは
電熱ウェア（ヒートウェア）は電熱ヒーターを搭載した防寒製品です。電熱ウェアは電気を利用しており、重ね着とは全く違った暖かさが実現出来ます。電熱ウェアは重ね着と違ってバイク走行に悪影響を与えることもありません。電熱ウェアはジャケットタイプが主流ですが、最近では電熱インナーベスト等も登場してきています。インナーであれば普段使用しているジャケットとも組み合わせることが出来ます。
また、ヒートインナーパンツ等もあり、全身を電熱ウェアで統一することも出来ます。こうした電熱ウェア自体は昔からありましたが、最近の電熱ウェアは格段に性能が上がってきていることがポイントです。機能もより豊富になっており、ハンドル操作の邪魔にならないように、ワイヤレスリモコンで温度調整出来る電熱ウェアもあります。
電熱ウェアの有名メーカー
GERBING（ガービング）とHeatech（ヒーテック）は有名な電熱ウェアメーカーです。GERBINGは電熱ウェアの生みの親と言っても良く、数々の電熱ウェア製品を販売しています。また、Heatechはインナータイプの製品が多くなっている他、省電力タイプの製品も充実していることが特徴です。こうしたメーカーであれば保証もしっかりしていますし、アフターサービスも充実しています。他にも色々な電熱ウェアメーカーがありますが、なるべく同じ会社の製品で統一することをおすすめします。
電熱グローブや電熱ネックウォーマーもおすすめ
電熱ウェアとして、グローブやネックウォーマーもあります。特に、手元が暖かくなってハンドル操作もしやすくなる電熱グローブはおすすめの製品です。また、充電池によって発熱するような電熱ネックウォーマーも一押しです。首だけでなく肩も暖められます。こうした製品を活用すれば全身を暖められますから、ぜひ活用してみましょう。
電熱ウェア使用時の注意点
多くの電熱ウェアはバイクのバッテリーに繋いで使用します。使用条件に満たないような低出力のバイクでは電熱ウェアは使えません。また、電熱ウェアは電力使用量も大きくなっており、バッテリーも大容量のバイクでないと満足に使えない可能性があります。
そのため、電熱ウェアを選ぶ際には自分のバイクで使えるかどうか確認しておきましょう。充電バッテリー式の電熱ウェアは手軽ですが、出力が少し弱くなる傾向にあります。他にも、電熱ウェアには低温やけどの危険性もあります。そのため、電熱ウェアは肌に直接触れないように工夫しましょう。
まとめ
今回紹介したように、電熱ウェアは実に便利なアイテムです。電熱ウェアを装着して、寒い時期のバイク走行も楽しんでいきましょう。
本記事は、2016年10月17日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
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