バイク試乗レポート:ユリシーズXB12X
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試乗レポート ビューエル ユリシーズXB12X

 ビューエル ユリシーズXB12X

25周年を迎えたスポーツブランド
快進撃を印象づける08モデルは
リファインの積層による加速力
新型パーツの採用で高回転も気持ちイイ
BUELL ULYSSES XB12X
 83年に「どこにもない、自分の理想のバイクを造る」という理念で創業したビューエル。以来四半世紀を迎えた。
 注目されるのは、ロータックスと手を組んで作り上げた新型の水冷Vツインを搭載する1125R。本国での発売を秋に控え(日本導入は09モデルからの予定)、キャラクターの明確化を推し進めている。そのなかで発表されたXBシリーズ。08モデルのエンジンは、大幅に手が加えられ、ビューエルの魅力に磨きを掛けてきた。
 ワインディングに乗り出したのはユリシーズだ。アドベンチャースポーツツアラーとして誕生して以来、未舗装路をも厭わない楽しさを提供してきた。ほかのXB12シリーズ同様、新型ピストンの採用やマネージメントを進化させたエンジンにより、高回転での伸びを具現化させている。また、オイル経路やオイルクーラーも改良することで、冷却性能が上げられた。
 ハーフウエットの路面が恨めしいが、直線で開ける限り、確実に5000回転からの伸びが軽くなっていた。バイクが意志を持つかのような、あの軽快なハンドリングはそのままだ。
 ユリシーズでは前後のピッチングが12Rよりも多めにでる。また、強力なフロントブレーキにより、かけ始めの挙動にも注意したい。でも慣れてくるとこの面白さに引き込まれ、アドベンチャーツアラーなんてことを忘れて、腰を落として走りまくってしまう自分がいた。知らぬ間に気分が入ってしまう。ビューエルの魅力は、08モデルでも健在なのだ。
文=松井 勉 写真=松川 忍
BUELL ULYSSES XB12X トリプルテールと呼ばれる装備は、リヤキャリアとしてだけでなく、パッセンジャーのバックレストとしても機能する。
BUELL ULYSSES XB12X ユリシーズに標準で備わったグリップヒーター。電熱式のコンベンショナルなものだが、春、秋、冬のツーリングシーンで活躍する。
BUELL ULYSSES XB12X オイル経路の改善とともに、07モデルまで6段だったとコア数のオイルクーラーを8段へと増やし、過酷な状況でのタフネスを上げている。
BUELL ULYSSES XB12X エンジンの改良に伴い、メーターの文字盤の意匠が変更されている。また、ハンドルクランプに25周年を記念したプレートが貼られている。
BUELL ULYSSES XB12X 新設計ピストンの採用やECMのセンシング機能を向上させて、マネージメントを変更した空冷エンジン。ファン領域をさらに広げている。
BUELL ULYSSES XB12X ユーザーの声を反映してオフセットした専用のトリプルクラウンを装備し、ハンドル切れ角を増加させたユリシーズ。軸間距離はそのままだ。
BUELL ULYSSES XB12X
SPECIFICATIONS
エンジン 空冷4ストロークOHV 2バルブV型2気筒
排気量 1202cc
ボア×ストローク 88.9×96.82mm
全長×全幅×全高 2158×892×1250mm
シート高 808mm
乾燥重量 193kg
燃料タンク 16.7L
タイヤサイズ F 120/70-17 R180/55-17
価格 150万円
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