バイク試乗レポート:GSX-R1000
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試乗レポート スズキ GSX-R1000

 スズキ GSX-R1000

怒濤の推定185psを
コントロール下における
ピュアスポーツ
自信が芽生える
コントロール性
SUZUKI GSX-R1000
 推定最高出力185ps、ラム圧が効いた状態では、195ps近くに達すると思われるパワーは、2ストローク500cc時代のGPマシンのそれに届こうかという凄さである。
 そんなパワーをだれもが使いこなせるとは、僕は言わない。でも、こいつは人をいたずらに怖気付けさせることはないし、それぞれの技量に応じて、自信を持って駆ることができる。マシンが必要な情報をライダーに逐一、伝えてくれるし、ライダーもしっかりとコントロールしていくことができるからだ。
 強力無敵だった従来型の高回転側に、恐るべきパワーが上乗せされたエンジンは、トルク特性がリニアで、唐突さは感じない。スロットルレスポンスもより上質になり扱いやすい。
 そればかりか、接地感をダイレクトに伝えてくれるので、スロットルをどこまで開いていいか分かりやすい。乗り方がまずいとスライドもするが、そのことで限界も掴みやすい。
 また、パワーモードをBに切り換えれば、レスポンスがソフトになり、Cであれば最高出力は120psにまで抑えてくれる。自分の腕や走るフィールドに合わせて、使いこなせるのだ。
 そして、フレームからはしなり感まで伝わり、キビキビと切り換えしていくことができ、フルブレーキングでの挙動の乱れも妙に安心感がある。
 新型のGSX-R1000は、高性能になっただけでなく、楽しくコントロールできるようにもなっていて、ライダーを受け入れる幅もこれまで以上に広くなっているのだ。
文=和歌山利宏 写真=SUZUKI
SUZUKI GSX-R1000 プレス材の使用だったスイングアームは3分割ダイキャスト製となった。アームが10mm延長された分、ホイールベースも長くなった。
SUZUKI GSX-R1000 エンジンは基本を引き継ぐが、べンチレーションホールをφ39mmからφ48mmに拡大。インジェクターは4孔式から12孔式になった。
SUZUKI GSX-R1000 リヤサスはリンク方式が変更された。サスペンションユニットは前後とも、圧側減衰力調整が高低速の2系統式となった。
SUZUKI GSX-R1000 メーターの基本デザインを従来型から引き継ぐが、右ハンドルスイッチの操作によって、回転計内でA、B、Cのモードが表示される。
SUZUKI GSX-R1000 φ310mmのフロントディスクは、8ピン式から10ピン式として、熱伝導性を改善。キャリパーは従来同様、トキコのラジアルマウント式。
SUZUKI GSX-R1000 ステアリング前方に横置きにされるステアリングダンパーには、電子制御が加わり、60km/h以下では操舵感に影響を及ぼさない。
SUZUKI GSX-R1000
SPECIFICATIONS
エンジン 水冷4ストロークDOHC4気筒
総排気量 999cc
ボア×ストローク 73.4×59mm
最高出力 未発表
全長×全幅×全高 2045×720×1130mm
ホイールベース 1415mm
シート高 810mm
乾燥重量 172kg
燃料タンク 17.5L
タイヤサイズ F120/70-17 R190/50-17
価格 未定
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