バイク試乗レポート:ハヤブサ1300
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試乗レポート スズキ ハヤブサ1300

 スズキ ハヤブサ1300

孤高なるハヤブサの孤高なる進化
新型ハヤブサの実力を
富士スピードウェイで堪能
質の高いライドフィール
SUZUKI HAYABUSA1300
 進化の度合は相当なものだった。ハヤブサの命とも言うべきエンジンは、175馬力という07モデルまでの数値でも十分過ぎたが、新型ではストロークを2mm伸ばし排気量をアップ。チタンバルブ、軽量ピストンを採用、ケース内のブリーザーバルブでポンピングロスを徹底的に低減。197馬力という途方もない出力を叩き出した。
 跨ったときに見えるメーターパネルから発散されるプレミアム感。SーDMS(スズキ・ドライブ・モード・セレクター)は、スイッチひとつで三段階のエンジンモードを引き出せる。これはフルパワーのA、よりフラットなトルク特性になるB、そして穏やかなスロットルレスポンスとしたCだ。
 走り出してまず感じたのが、エンジンのスムーズさ。緻密にまわる感触が高級感すら漂わせる。シフトフィールも最上の部類だ。クラッチを握り、シフトアップすることが歓びになる。アイドリング付近からしっかりとしたトルク感があり、低速から扱いやすさは抜群。
 フルパワーのAモードでは、長い富士の直線の中程で最高速付近に達する。1コーナーに飛び込むためのブレーキングでも高いコントローラビリティを発揮。ハンドリングは、バトラックスのBTー015の特性が生きた、アグレッシブさと安定性がバランスしたものだった。
 軽量なスーパースポーツでも攻めあぐねる富士の後半部分では、水を得た魚のように攻められる旋回性を秘めていた。高い質感と走り。ハヤブサの爪はさらに磨かれた。
文=松井 勉  写真=松川 忍
SUZUKI HAYABUSA1300 左から燃料、回転、速度、水温と並ぶメーターパネル。7000回転からの加速は陶酔できる。中央の液晶にはS-DMSのモードが表示される。
SUZUKI HAYABUSA1300 風洞育ちのデザインはさらに磨かれている。スクリーン高を15mm上げることで、クルージング時の快適性も向上している。照度を上げたライトも特徴だ。
SUZUKI HAYABUSA1300 軽快なハンドリングを生み出すシャシーとバランスのよいBTー015。スイングアームの剛性を10%アップし、リヤのディスクも大型化された。
SUZUKI HAYABUSA1300 DLCコーティングを施し、作動性の良さが印象的なフロントフォーク。ブレーキはラジアルマウントで剛性感のあるタッチを実現した。
SUZUKI HAYABUSA1300 スポーティでパワフルなルックスの一助となっているマフラー。独特な形状は、コーナリング時のクリアランスを確保するためだ。
SUZUKI HAYABUSA1300 LEDを装備したテールランプとビルトインされたウインカー、お馴染みのシートカウルなどはフラッシュサーフェイスとなった。
SUZUKI HAYABUSA1300
SPECIFICATIONS
エンジン 水冷4ストロークDOHC 4バルブ直列4気筒
排気量 1340cc
圧縮比 12.5
最高出力 未発表
最大トルク 未発表
全長×全幅×全高 2190×735×1165mm
シート高 805mm
車両乾燥重量 220kg
燃料タンク 21L
タイヤサイズ F120/70-17 R190/50-17
価格 未定

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