バイク試乗レポート:DB6
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試乗レポート ビモータ DB6

 ビモータ DB6

DB5のネイキッドバージョンは
洗練された芸術的な走り
さすがの仕上がりだ
芸術の域に達した
軽快なハンドリング
Bimota DB6
 1年前にDB5とともに復活を果たしたビモータがニューモデルを登場させた。このデリリオと名付けられたDB6は、いってみればDB5のネイキッドバージョンだ。でも、ただカウリングを外しアップハンドルを取り付けて、ライポジをアップライトにしただけのモデルだと、くれぐれも思ってはいけない。
 まず、スタイリングは、DB5よりもエンジンが露出しているだけあって、メカニカルな美しさが強調されている。しかも、それに合わせて各部が作り変えられている。アルミ削り出しのフレームのピボットプレート、スイングアームのアクスルプレートは安全に窓抜きされ、クランプ部が水平にカットされたフロントフォークの上下の三ツ叉、前後の花弁形ディスクやマフラー形状などが、メカニカルさをいっそう演出している。
 跨るとハンドルはややワイドで遠めながら、ごく普通のスポーツネイキッドという感じ。だが、それだけにスリムさがやけに新鮮だ。スタイリングのためにライポジは犠牲になっているどころが、少量生産だけに些細なことにも煮詰めが行き届く。
 走り出しても、そのスリムさがハンドリングに生かされていて、軽快にキビキビと反応してくれる。リラックスするほどに曲がってくれるコーナリングは、官能的と表現して差し支えない。
 エンジンは、ドゥカの多くのモデルに搭載されている空冷2バルブのDSユニットだが、電子制御の調教ぶりは見事としかいいようがない。とにかくスムーズで、芸術的な走りを洗練させている。さすがビモータだ。
ライダー・文=和歌山利宏 写真=ビモータ、和歌山利宏
Bimota DB6 キャリパーはDB5同様、ブレンボのラジアルマウントタイプだが、ディスクにはブレーキング製のφ320mmの花弁形を採用する。
Bimota DB6 DB5の面影を残すタテ置きマルチリフレクターヘッドライト。ウィンカーがステアリングマウントのビキニカウルに一体化されている。
Bimota DB6 フレームの基本はDB5から引き継がれるが、アルミ削り出しのピボットプレートは窓抜きされる。エンジンはドゥカDSユニットだ。
Bimota DB6 マフラーがセンターアップ式であることはDB5と同じだが、サイレンサーは三角形形状となった。ユーロ3にも適合させている。
Bimota DB6 三角形のサイレンサー形状との絶妙のマッチングを見せるシートカウル。DB6ではタンデムライディングを可能としている。
Bimota DB6 鋼管製トラス構造部分にボルト接合されるアルミ製アクスルプレートは、フレームのピボットプレート同様、窓抜き形状となる。
Bimota DB6
SPECIFICATIONS
エンジン DUCATI製2気筒L型デスモドローミック
ホイールベース 1430mm
シート高 820mm
総排気量 992cc
ボア×ストローク 94×71.5mm
タンク容量 16L
総重量 177kg
ブレーキF 320mmダブルディスク&ブレンボ4ピストンキャリパー
ブレーキR 220mmディスク&ブレンボ2ピストンキャリパー

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