バイク試乗レポート:RSV1000R
サイトマップ お問合せ Goo-netトップ
新車・中古バイクの検索
試乗レポート 最新モデル車の詳細、及び試乗レポート記事をご紹介。
TOP > バイクを知る > 試乗レポート > アプリリア RSV1000R

試乗レポート アプリリア RSV1000R

 アプリリア RSV1000R

生まれ変わったRSVは
優雅で洗練された走りをする
最高にテイスティなモデルに
走りはあくまでも優雅でテイスティ
aprilia RSV1000R
 Vツインのスーパースポーツというと、同じイタリアンのドゥカティが頭に浮かぶが、このアプリリアRSV1000Rは、マシンの構成も走りも、ドゥカとはまったく違った乗り物だ。
 ドゥカはエンジンのVバンクが90度。鋼管トラスフレームは、クランクケースにスイングアームを取り付けるピボットレスタイプで、絶妙の柔軟性が、フロント荷重を稼ぎにくい宿命を補っているようなものだ。
 でも、RSVはVバンクが60度。おかげで十分なフロント荷重が得られ、フレームも多くのスーパースポーツと同じように、高剛性のアルミツインスパータイプが成り立っている。
 ただ、エンジンが前後に短くできても、背は高くなるので、マシンの左右の寝かし込みもゆったりとしたリズムで優雅にこなすことになる。60度Vツインの爆発間隔は90度よりも不等で、味わいのある鼓動感を感じながらのライディングは最高にテイスティなのだ。
 そのRSVが今回、大きく生まれ変わった。
 スタイリングも一新され、ニーグリップまわりがスリムになり、足着き性も体重移動の自由度も向上。エンジンは上限が500rpm高い11000rpmになり、4馬力向上している。それでいて、中速域はこれまでにも増してフラットで、全域で力強い加速が持続していく。
 キャスター角をわずか4分の1度寝かすという改良も受け、ハンドリングはより安定、フロントの接地感もつかみやすくなっている。ますます優雅さと味わいが洗練されたというわけだ。
ライダー・文=和歌山利弘 写真=aprilia
aprilia RSV1000R メーターはアナログ式タコメーターとLEDパネルから成る。LEDパネルは3段表示で、40ラップのラップタイプも記憶できる。
aprilia RSV1000R 新気は中央から導入され、ヘッドパイプを貫通、エアボックスに導かれる。スクリーンは二重曲面のコンパクトなものになった。
aprilia RSV1000R 上級モデルのRファクトリーでは、フレームがゴールドに塗られる。エンジンは排気バルブ径がφ31からφ33mmに大径化された。
aprilia RSV1000R テールカウルは新型トゥオーノRに似た形状となった。荷掛けフックなど細かな配慮も見られる。テールライトのLED式である。
aprilia RSV1000R フロントフォークはオーリンズのφ43mm、キャリパーはブレンボの4パッドのラジアルマウント式である。Rファクトリーのホイールはアルミ鍛造製。
aprilia RSV1000R リヤショックはオーリンズの車高調整機構付きフルアジャスタブル。Rファクトリーのリヤタイヤはハイトの高い190/55だ。
aprilia RSV1000R
この車種を探す
SPECIFICATIONS
エンジン V型2気筒DOHC4バルブ
排気量 998cc
最大トルク 未公表
ボア×ストローク 97.0×67.5mm
圧縮比 11.8:1
ホイールベース 1418mm
乾燥重量 未公表
サスペンションF テレスコッピック
サスペンションR スイングアーム
タイヤF 120/70 ZR17
タイヤR 190/70 ZR17
タンク容量 18L

株式会社プロトコーポレーション 会社概要 | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告掲載について | よくある質問と回答
COPYRIGHT(C) PROTO CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.