【試乗】ヤマハ トリッカー
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試乗レポート ヤマハ トリッカー

よりイージーに遊べて乗れる 街なかの散歩からダートまでOK フリーライド系のスポーツモデル
扱いやすさアップでさらに楽しく遊べる!
ヤマハ トリッカー

 04年に「フリーライド・プレイバイク」を提唱して誕生したトリッカーが、今年1月に改良。FIを新採用すると同時に、燃料タンクやシート、エンジン細部などに変更を受けた。

 アクションライディングやちょっとした林道走行を余裕でこなす一方で、その軽量スリムな車体から、街なかでのゲタ"としても最適なトリッカー。その新型は、よりフレンドリーな味付けとなっている。

 エンジンは、カタログスペックで見れば最高出力も最大トルクもダウン。しかし、極低回転域での粘り強さやトルク感はさらに増し、しかも高回転域までストレスなくまわるので、か弱さはまるで感じない。むしろ、アクションライディングやダート走行では、先代より好印象で、積極的にいろんな乗り方にチャレンジしたくなってしまった。

 エンジン特性は、もちろん街なかでも堪能できる。とくにUターンやすり抜け、そして裏路地散策などでは、先代以上の扱いやすさを十分に感じられる。

 車重、シート高、燃料タンク容量が増え、さらにこれらに対応してフロントサスの仕様変更を行なったことから、車体の動きは先代よりもマイルドになった。この変更については、賛否の意見が分かれるところだろう。僕自身は、よりとっつきやすくなったことで、これまで以上にだれにでも薦められるようになったと、高く評価している。

文:田宮 徹 写真:東 広幸
ヤマハ トリッカー
アナログ表示の速度計と各種警告灯のみで構成された、シンプルなメーターまわり。FI仕様は、タンクカバーにもインジケーターがある。(写真はS仕様)
ヤマハ トリッカー
先代は燃料タンク容量の少なさに不満の声が多かった。これに対応すべく、新型はFI化に伴い燃料ポンプを内蔵。にもかかわらず、タンク容量は12Lも容量アップ!
ヤマハ トリッカー
新型は、クッション厚が増されて、長距離走行時の快適性がアップ。これによりシート高は20mm増となったが、足着き性はよい。
ヤマハ トリッカー
燃料供給のFI化による環境性能の向上だけでなく、吸気ポート形状の変更により低中速域でのトルク感向上も図った新型エンジン。始動性も大幅に向上した。
ヤマハ トリッカー
リヤにもディスク式ブレーキを装備。リヤホイールは小径の16インチで、リヤサスはボトムリンク式モノクロスタイプを採用する。
ヤマハ トリッカー
新型トリッカーは、フロントサスペンションのセッティング変更により、操縦安定性の最適化が図られている。前後タイヤは、トリッカー専用パターンだ。
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ヤマハ トリッカー
SPECIFICATIONS
エンジン 空冷OHC 2バルブ 単気筒
排気量 249cc
ボア×ストローク 74.0×58.0o
最高出力 14Kw(18ps) / 7500rpm
最大トルク 19Nm(1. 9kgm)/6500rpm
全長×全幅×全高 1980×800×1145o
シート高 810o
車両重量 117s
燃料タンク 7.2L
タイヤサイズ F80/100-19 R120/90-16
価格 45万7880円

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