【試乗】ヤマハ VMAX
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試乗レポート ヤマハ VMAX

24年を経てフルチェンジ伝統のなかに斬新さを主張ヤマハの唯一無比形
快適と興奮のコラボレーション
ヤマハ VMAX

 マッシブトルクを持つストリートドラッガーである一方で、クルーザーのように快適に巡航できるVMAXは24年間に渡り、その確固たる地位を不動のものにしてきた。

 そして、ついに登場した新型。初期型登場から四半世紀を経ているだけに、動力性能はもちろん、ハンドリングにいたるすべてが高次元化されている。200馬力を発揮し、並みのスポーツネイキッドをしのぐほどのコーナリング性能と高速安定性、ブレーキング能力を見せつけるのだ。

 ところが、スロットルをワイドオープンすれば、頭が真っ白になるような怒とうの加速を見舞ってくれるというのに、低回転域ではVフォアの鼓動を奏でながら、大らかな気分でのクルージングも味わえる。そして、すべてが高性能でエキサイティングであっても、それらがとがって感じられることはない。しかも、すでに以前味わったことのある趣さえある。紛れもなくVMAXなのだ。

 そして、しっかり存在感を訴えてくる。けっしてビギナー向けにフレンドリーな外っ面を見せるわけでなく、どちらかというと強面だ。とくに低速域ではステアリングが重く、扱いづらく感じるかもしれない。だが、身体がほぐれてリズムに乗るほどに、マシンが身体の一部になってくる。こいつは、この上なくマニアックなバイクなのである。

文:和歌山利宏 写真:YAMAHA
ヤマハ VMAX
アナログ回転計内で速度がデジタル表示される。その右上はレブ警告灯。ハンドル後方のディスプレイでさまざまな情報が表示される。
ヤマハ VMAX
電子制御スロットルや可変ファンネルの新技術が投入されたエンジンは、従来型から排気量が拡大されても、むしろコンパクトである。
ヤマハ VMAX
ヤマハらしさを感じさせる異型の丸型ヘッドライトは、伝統のなかに斬新さを感じさせる。上側に小型のポジションランプが一体化されている。
ヤマハ VMAX
マスの集中化のため、マシン後部を軽快にしたテールまわり。LED式のテールランプとブレーキランプのデザインも独自性を見せる。
ヤマハ VMAX
フレームもスイングアームもアルミ鋳造製。リヤディスクはφ298o径のウェイブタイプ。マフラーは4-1-2-4構造の左右出しだ。
ヤマハ VMAX
フロントフォークはφ52o径の正立型。キャリパーは、R1と同じ6ポットのラジアルマウントタイプで、ディスクはφ320o径のウェイブタイプである。
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ヤマハ VMAX
SPECIFICATIONS
エンジン 水冷DOHC V型4気筒
排気量 1679cc
ボア×ストローク 90×66o
最高出力 145Kw(197ps)/9000rpm
最大トルク 166.8Nm(17kgm)/6500rpm
全長×全幅×全高 2395×820×1190o
シート高 775o
車両乾燥重量 310.7s
燃料タンク 15L
タイヤサイズ F:120/70‐18 R:200/50‐18
価格 未定

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