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エンジンは高圧縮比化や信頼性向上などのため、変更点は49ヵ所に及ぶ。フレームは鋳造製パーツの各所の肉厚を調整することで、剛性バランスを最適化している。
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フロントフォークは、アウターチューブの薄肉化、全長の10mmアップなどの変更を受けている。φ310mm径のディスクは、厚さを4.5mmから5.0mmと厚くしている。
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中央に新気導入口、左右のライト間にポジションランプを置く基本デザインは従来型同様だが、左右を分離したかのような斬新なものになった。
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軽快なイメージのテールまわりも基本デザインは継承されるが、テールカウルを新しく4ピース構造としたことで、造形美をさらに高めている。
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R1と同様の電子制御可変エアファンネル(YCC-I)が投入された。上下分割構造のファンネルは、13700回転で上下が分離し、実効長が短くなる。
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CFダイキャスト製のリヤフレームは、材質がアルミニウムからマグネシウムとなった。450gも軽量化され、大幅なマスの集中化を実現している。
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リヤサスの車高調整機構には標準で厚さ3mmのシムが挿入され、外すことで車高を6mm低くすることができる。サイレンサーは小型化された。
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スイングアームもフレームと同様に基本形状に変わりはないが、鋳造製のピボット部にリブを追加するという剛性チューンが施されている。
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