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試乗レポート ヤマハ ヤマハ話題のモデルをイッキ乗り!

 ヤマハ ヤマハ話題のモデルをイッキ乗り!

 YAMAHA FJR1300AS
クラッチ操作が必要ない最先端ツアラーやスーパースポーツビッグクルーザーなどなど
ヤマハの最新モデル・4モデルを紹介してみよう!
ライダー=松井 勉 文=松井 勉、編集部 写真=松川 忍
YAMAHA FJR1300AS YAMAHA FJR1300AS
クラッチ操作を愛してますか?
 クラス最軽量とハイパワー。ヤマハのスポーツツアラー、FJR1300はデビュー5年目となってもますます魅力を増している。ヤマハチップコントロールシフト(YCCS)を装備したFJR1300ASはクラッチもミッションもメカニズム的にはマニュアルなのに、その両方をECUコントロールのアクチュエーターモーターが行い、クラッチ操作からライダーを解放するシステムである。それと同時に、スポーツバイクらしい操作感はそのまま。
 一見、普通のFJRにみえるASだが、ハンドルバー左側にクラッチレバーはない。前後いずれかのブレーキをかけながらスターターを回す手順が必要だが、特別なのはそこまでだ。ニュートラルがいちばん下にあるシフトペダル、あるいは、ハンドルバー左にある丸いスイッチを押し、ハンドシフトをオンにすれば、人差し指でアップ、親指でダウン操作をすることができる。メーターパネルにあるギアポジションが1であることを確認すれば、アクセルを開けるだけでFJRは動き出す。
 その発進は「あっぱれ」な半クラぶりで、シフトアップ、ダウンのクラッチ制御も絶妙だ。たとえば1速で発進し、1500回転に満たない回転域でセカンドにシフトし、アクセルをワイドオープンすると、ノッキングを嫌ってか2速でクラッチを滑らせながら加速する、という制御が入るが、違和感は極めて少なかった。
 これまでクラッチ操作に費やした意識、神経、労力がじつはものすごく多かったことを、この日のわずかな試乗時間を終えただけで実感できた。その印象はまさに、新鮮。ボクは本当にクラッチ操作を愛していたんだろうか?
YAMAHA FJR1300AS ギアポジションインジケーターを備えるメーターパネル。走行中、オーバーレブを起こすような操作を受け付けない機能も備わっている。
YAMAHA FJR1300AS ひとさし指、親指を使ってシフト操作ができるのも特徴。足もとのペダルとともにシフト操作を指示するスイッチとなっている。操作感も軽快。
YAMAHA FJR1300AS クラッチペダルは、ノーマルと比較するとクリック感は軽く、ストロークも同等。シフトアップする方向に力をかけ続けても、連続シフトしてしまうこともない。
YAMAHA FJR1300AS 06モデルではリヤペダル操作時に作動する前後連動ブレーキを採用。踏力に応じ、リヤだけ、連動を使いこなす優れもの。最終減速比もハイギアード化された。
YAMAHA FJR1300AS 可動式スクリーンの作動距離が80mmから130mmとなり、メーターパネルまわりの負圧を抜くためのダクトを新設して快適性をアップさせている。
YAMAHA FJR1300AS パニアケース装着時で左右幅を50mm狭めることで、高速巡航時の空力特性を向上させている。また、タンデムステップ位置も変更されている。
YAMAHA FJR1300AS
SPECIFICATIONS
全長×全幅×全高 2230×745×1315〜1450mm
シート高 800mm
ホイールベース 1545mm
乾燥重量 268kg
エンジン 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
排気量 1298cc
最高出力 143.4ps/8000rpm
最大トルク 13.7kgm/7000rpm
タイヤサイズ F120/70ZR17 R180/55ZR17
 YAMAHA YZF-R6
薄型高性能。渾身のサーキットスペック
YAMAHA YZF-R6
 ツイスティロード最速。YZF-R1、R6が目指していたコンセプトは峠道パフォーマンスを磨き、サーキットに向いたライバルたちとはひと味違ったモデルとして認知されていた。しかしヨーロッパでは、雑誌企画においてサーキット比較でナンバーワンを取れないと、あからさまに売り上げに響き、あくまでも性能至上主義が吹き荒れているという。
 そこで、R1同様、レースベースとしても高いポテンシャルを持たせ、なによりユーザーが欲している「性能と優越感」を見事にひとつにパックにしたのが新しいR6だ。高回転高出力型のエンジンをツインインジェクターとフライバイワイヤーのスロットルバルブでコントロールし、高回転でのホントに600?というパワフルさを持ちながら、中速域で従来のR6よりトルクフルな印象が強い。排気量を上げたような加速と優れたドライバビリティが極めて印象的だ。ハンドリングもさらに軽快さと安定感が増し、アグレッシブな走りを心底楽しめる最高の1台になっていたのだ。
YAMAHA YZF-R6 マスの集中化のために、ここまで薄型へと大変身を遂げたリヤまわり。ナンバーステーの造形もストリートファイターようですらある。
YAMAHA YZF-R6 ミドシップマフラーと呼ばれるエキゾーストシステム。チャンバー室とサイレンサーをコンパクトに合体、ステップの直後で簡潔している。
YAMAHA YZF-R6
YAMAHA YZF-R6
SPECIFICATIONS
全長×全幅×全高 2040×700×1100mm
シート高 850mm
ホイールベース 1380mm
乾燥重量 161kg(1人乗り仕様)162kg(2人乗り仕様)
エンジン 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
排気量 599cc
最高出力 127ps/14500rpm
最大トルク 6.7kgm/12000rpm
タイヤサイズ F120/70ZR17 R180/55ZR17
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 YAMAHA Road Liner
YAMAHA Road Liner YAMAHA Road Liner
クラシックアートに挑むアルミ
 液体が滴状になったようなストリームラインをモチーフに作られたロードライナーは、じつに堂々と、そしてじつに美しいプロポーションをもっている。クラシッククルーザーのような佇まいをもちながら、フレーム、スイングアームはアルミ鋳造製で軽量に造り、搭載するエンジンも軽量設計の要となる振動対策のために3軸バランサーを装備。しかも心地よい鼓動を演出する役目まで追いかけている。各部の造り込み、各部の質感。ともにどこに出しても満足度の高い一台に仕上がっている。
YAMAHA Road Liner タンクはメインとサブの2つを備え、容量拡大により形状がバランスを崩すのを防ぐ手法をとる。アルミにクロームを施したラインが印象的だ。
YAMAHA Road Liner ボア×ストローク100mm×118mm。1854ccの空冷OHV4バルブVツイン。この巨漢Vツイは快適な高速クルーズ性能を生み出す。
SPECIFICATIONS
全長×全幅×全高 2580×935×1100mm
シート高 735mm
ホイールベース 1715mm
乾燥重量 320kg
エンジン 空冷4ストロークOHV V型2気筒
排気量 1854cc
タイヤサイズ F130/70-18 R190/60-17
 YAMAHA VOX
シンプルでユニークなフォルムと大きな「ボックス」買い物に遊びに大活躍してくれる
YAMAHA VOX
 ユニークなフォルム、パイプハンドル、ロングシート。新しくてかっこいいスクーターの登場だ。シート下ラゲッジスペースは容量はなんと34L。いろいろ買い物をしてもボンボン放り込めてすごく便利だね。ボディは大きいけど、ひとたび走りせばそのフィーリングは軽快だ。テニスラケットやフットサルシューズなどなんでも詰め込んで、どんどん遊びに行ってほしい。
YAMAHA VOX 原付クラスでこれだけ長いラゲッジスペースはこれまでなかった。サイズによるけどテニスラケットまで入るんだから、ちょっと驚き。
SPECIFICATIONS
全長×全幅×全高 1855×685×1045mm
シート高 735mm
乾燥重量 83kg
燃費・定地走行テスト値 65km/L(30L/h)
エンジン 水冷4ストロークSOHC3バルブ
始動方式 セル・キック併用
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