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試乗レポート ヤマハ '05 ニュースノーモービル RS ベクター & RX-1

 ヤマハ '05 ニュースノーモービル RS ベクター & RX-1

雪上のエモーショナル ヤマハ '05スノーモビルに乗る
RS VECTOR & RX-1
バイクとの血縁が深いニューモデルに乗る
 あるヤマハのスタッフがささやいた。「我が社は、バイク、カート、マリンと色々ありますが、もうひとつエモーショナルなものがあるんです。取材しませんか?」と。そして待ち合わせ場所に出向くとあたりは一面の銀世界。待っていたのはスノーモビルだった。
 じつは……と、そのスタッフがバイクとスノーモビルの血縁を話し始めた。秘密はその心臓部。まずニューモデルのRSRageとRSVectorが搭載する水冷DOHC3気筒エンジンは、ヤマハFJR1300の4気筒エンジンをベースに造られたもの。もう1台のRXー1ERには、あのR1のエンジンがベースに使われている。
 さっそくRXー1ERに腰を下ろしセルボタンを押すと、突き出た2本のサイレンサーから聞き慣れたマルチサウンドが流れ出た。3気筒のRSは、1段低いビートを奏でる。スノーモビルの乗り方は至ってシンプル。駆動系にベルト式CVTと遠心クラッチを備え、発進はスロットルレバーを親指で押し込むだけ。
 最初にRXー1ERで走り始める。エンジンがファウンと吹き上がったかと思うと、まるで雪上とは思えないグリップ感で強烈な加速が始まった。直線では160km/hぐらい楽勝というパワーはさすが雪上のR1。ブレーキはバイク同様、レバーでかける。後輪代わりのトラックに制動がかかるので、制動力も高い。
 次に3気筒モデルだ。こちらは、2ストモデル並みのコーナリング性能をねらったモデルでもあり、ギャップの走破性とコーナーでのターンする感覚が、ニュートラルからややオーバーステアな感じで本当に楽しい。つい「キャッホー!」と叫びながら、走り回ってしまった。疲れてスノーモビルを降りると、歩くのさえ苦労するほど雪が深い。まるで異次元の雪上を自在に走るスノーモビル。
 これは本当にすごい乗り物だ!
写真=松川 忍 文=松井 勉 取材協力=きぬがわ高原スノーモービルランド TEL 0288-78-1010
ER(ブルー/価格133万3500円)。RX-1ER(ブラック/写真は04モデル、05モデルの価格135万4500円)。車体はアルミフレーム。デザインもヤマハのバイクと共通性を感じる スキーを懸架するフロントサスはダブルウイッシュボーン独立懸架のため、ギャップ走破性、コーナリング性能も高い。ジャンプの着地もソフトライドとなる。乗り心地はクルマ並み
スノモへの道
今回取材に出かけた「きぬがわ高原スノーモービルランド」は、3月下旬まで(積雪量しだい)営業するエリアだ。夏期はゴルフ場なだけに、広さ、適度な起伏、そしてクラブハウスなど、設備も充実している。自分の愛機を購入しても、ここで車両預かりのサービスもあるから安心だ。もちろん、ビギナー向けに乗り方講習も随時行われている。ライセンスを取得すれば、全国のスノーモビルランドでレンタル車両などを乗ることができる
初心者は45分ほどビデオや車体の構造などをインストラクターから座学で学び、実技として平坦な場所でスラロームなどの基本操作を学び、スノーモビルの乗り方を習得。その後は楽しいランド内ツーリングへ

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