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インプレッション トライアンフ スピードマスター
トライアンフ スピードマスター
バーチカルツインで個性を主張
上質感にあふれる
ひと味違ったクルーザー
V型とはひと味違う
英国流クルーザー
TRIUMPH SPEED MASTER
 ボンネビル系とは異なる270度クランク採用の空冷バーチカルツインを積む、トライアンフのミドルクルーザーがスピードマスターだ。07年型はホイールや細部のデザインが刷新されて、上質感が増している。
 ホットロッドイメージの低くて長いボディは、フロントまわりが力感にあふれる。サドル形状で座り心地のいいシートにまたがれば、心は開放的になる。
 ただ身長170cmだとステップもハンドルも少し遠い。走りこめば体が慣れるが、どちらかを手前にもってくればもっと乗りやすくなるだろう。
 エンジンは低中速でテイスティかつ扱いやすい特性に味つけされている。出力はボンネビル系の67馬力より低い55馬力だがトルクは約7kgmと太い。低速で粘るし、中回転域は軽やかに回ってパルス感が快い。高回転の伸びもいい。体感的には十分に速いし、面白さもある。
 車体は重量感があって、低中速から高速まで安定性が高い。コーナリング時もがっしりしている。ハンドリングは、極低速時にやや切れ込む感じがあるが、許容レベルで慣れれば問題ないし、中高速ではクセがない。
 ブレーキは前後とも高い効力があり、サスも不満を感じさせない性能だ。また、クルーザーのわりにはバンク角も深めでコーナリングもけっこうイケる。
 クルーザーといえばハーレーでも日本製でもVツインが定石になっている。それだけに並列ツインのスピードマスターは、個性を主張できるし、味わいも力も不足がない。魅力的なブリティッシュツインである。
ライダー&文=野口眞一 写真=宮崎雄司
TRIUMPH SPEED MASTER サドル形状のシートの座り心地は上等だ。低いので足つき性も良好。タンデムシートは座面が狭く、エマージェンシー用と考えよう。
TRIUMPH SPEED MASTER スピードメーターをハンドルマウントとし、小型のタコメーターやインジケーターライトはタンクオンとする。質感の高い仕上がりだ。
TRIUMPH SPEED MASTER ステップはフォワードタイプなので、もう少し足が長ければ、と思ってしまう。右ステップ部はメッキのガード付きで、質感が高い。
TRIUMPH SPEED MASTER 空冷バーチカルツインはDOHC4バルブヘッドで、出力は控えめながら、下では粘り、中回転は軽やか。不足ないスピードと加速を発揮。
TRIUMPH SPEED MASTER Fホイールは18インチでタイヤはメツラー。フロントブレーキは310mm径ディスクと片押し2ピストンキャリパーをダブルで装備する。
TRIUMPH SPEED MASTER メッキマフラーは後端がスラッシュカットされている。スプロケットは右側レイアウトだ。リヤサスはプリロードが5段階に調整可。
TRIUMPH SPEED MASTER
SPECIFICATIONS
全長×全幅×全高 2420×830×1160mm
シート高 720mm
乾燥重量 229kg
エンジン 空冷DOHC並列2気筒
ボア×ストローク 90×68.0mm
総排気量 865cc
最高出力 55ps/6750rpm
最大トルク 69Nm/4800rpm
燃料タンク 16.6L
タイヤ F110/80-18 R170/80-15
価格 122万8500円
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