バイク試乗レポート:ストリートトリプル
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試乗レポート トライアンフ ストリートトリプル

 トライアンフ ストリートトリプル

扱いやすさとテイストが共存
トリプルエンジンによる
ストリートスポーツ
ライダーに優しく大きな存在感
TRIUMPH STREET TRIPLE
 400の国内専用車がめっきり減ってしまった昨今、久しぶりに乗ってホッとさせられるバイクに出会った。
 最近、多くの人たちの興味はリッターバイクに向きがちで、やはりそれらを日ごろ使うにはデカ過ぎる。流行のモタードもやはり背が高い。そこへくると、デイトナ675をベースとしたストリートトリプルは、国産車かと思えるほど、小柄な身体にもピッタリくる。
 足着き性はいいし、車重はスーパースポーツと同じぐらいの軽さだから、足で支えるのも楽。ハンドルは近くにあって、ライポジも無理がない。車体も小振りで、取りまわしもしやすい。
 だけど、もし、これでモーターみたいにスムーズ過ぎて線の細いエンジンがまわっていたとしたら「所詮、この程度のもの」というオチになりかねないが、それがどっこい。
 エンジンは、スムーズながらも鼓動感豊かで、極低速からトルクはヴワーッと太いときている。粘りがあって、2速ぐらいならアイドリングでも走れるし、太いトルクはそのまま高回転域に向かってリニアに上昇していく。ミドルクラスの扱いやすさとリッタークラスの迫力が同居しているのだ。
 ハンドリングはとにかく素直だ。スーパースポーツ譲りのコーナリングを見せながらも、とがったところは一切なく、場所を問わず、しなやかに駆け抜けていくことができる。
 このバイクは、扱いやすく、ライダーに優しくても存在感があって、スポーティながらも味わいがあるというわけだ。
文=和歌山利宏 写真=トライアンフ
TRIUMPH STREET TRIPLE 兄貴分のスピードトリプルの象徴ともいえる2灯式ライトをストリートトリプルにも採用。ハイ/ローにかかわらず左右が点灯する。
TRIUMPH STREET TRIPLE LCD速度計内蔵のアナログ式回転計とデジタルパネルが組み合わされたメーターの基本デザインは、ほかのトライアンフに準じている。
TRIUMPH STREET TRIPLE DOHC4バルブ3気筒エンジンは、デイトナからカムシャフトを変更。リフト量とオーバーラップを小さくして、低中速型としている。
TRIUMPH STREET TRIPLE スイングアームは2分割アルミ鋳造製。リヤサスはデイトナ同様ボトムリンク式で、ユニットはKYBだが、調整はプリロードのみ。
TRIUMPH STREET TRIPLE マフラーは3-1-2構造で2本出しのアップ式。1本に集合後、シート下で2つに分かれる。テールライトはLED式でデイトナと共通だ。
 
TRIUMPH STREET TRIPLE
SPECIFICATIONS
エンジン 水冷4ストロークDOHC並列3気筒
排気量 675cc
最高出力 73.4Kw(108ps)/11700rpm
最大トルク 69Nm(7.0Kgm)/9100rpm
全長×全幅×全高 2030×736×1250mm
シート高 800mm
乾燥重量 167kg
燃料タンク 17.4L
タイヤサイズ F120/70-17 R180/55-17
価格 未定

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