ホンダ モンキー 試乗レポート
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試乗レポート ホンダ モンキー

見て良し、走って楽しい!ご近所散策マシンが復活!
ホンダ モンキー

 1967年に登場したモンキーは、幾度かのモデルチェンジを繰りかえしつつ、基本的な形スタイルを変えずに生産されてきたロングセラーだった。それが、排ガス規制で生産終了となりラインアップから外れたのは昨年のこと。もう手に入ることはないのか?と肩を落としていた人もいたことだろう。

 そのモンキーが大きな進化を遂げて、復活した!その進化のポイントなるエンジンは、インジェクション(FI)を新採用。従来モデルに較べて、パワー&トルクともにそれぞれ10%ほど向上しているという。

 タンクやエンジンの形状は変わったけど、相変わらずかわいらしいボディをまたいで、エンジンをかけるために、キックを軽く蹴り降ろす。FI化されたエンジンは、寒いこの冬の時期でも一発で始動し、小気味よい、それでいてどこか懐かしい音を奏で始める。冬の朝など、以前のキャブ仕様ならば、始動後もアクセルをあおっていないとエンストしがちだったから、これはうれしい!もっとも、カスタムしたい人からは、キャブ車のほうが良かった、なんて意見も聞こえてきそうだけど、普通に乗れる気軽さと便利さを比べたら新型モデルに軍配が上がる。

 そろりとクラッチを繋いで行くと、車重が増加しているものの、性能アップしたエンジンのおかげで、カッタルさもなく元気よく走り出す。また、8インチタイヤとショートホイールベースがもたらす、キビキビした走りも変わっておらず、クラッチ操作と4速ギアを駆使して走れば、十分に楽しめる原付バイクに仕上がっている。

 そんなバイクの楽しさを満喫できるモンキーは、入門用バイクにもぴったり。FI化によって10万円ほど価格がアップしたために、購入にはちょっとだけ思い切りが必要になった。でも、向上した燃費は財布に優しく、さらに購入後もいろいろな楽しみ方を秘めているモンキーなら、十分に元を取れる!

文=編集部 写真=柳田 由人
ホンダ モンキー
ライトと一体式のメーターはコンパクトながらも視認性に優れる。インジェクションランプと燃料表示ランプが新たに加わった。
ホンダ モンキー
リミテッドモデルにはチェック柄のシート、ツートンのタンク、さらにフェンダーやサイドカバーなど車体各所にメッキパーツが多用されている。
ホンダ モンキー
ヘッドまわりのデザインを変更し、FI化された新型エンジン。トルクアップのために、エキパイはエンジン下でとぐろを巻き長さをかせぐ。
ホンダ モンキー
ハンドルに着いているノブを回転させれば、簡単にハンドルをたたむことができる。少し広めの玄関ならば、その内側に置いておくことも可能だ。
ホンダ モンキー
従来モデル同様にスリムでコンパクトな足まわり。軽快な走りを生むかわいらしい8インチタイヤには、ブロックパターンタイヤが組まれる。
ホンダ モンキー
赤いリヤサスと赤いスイングアームが、足まわりを華やかに彩る。厚いシートとシンプルなサスの組み合わせは、オシリに優しい乗り心地だ。
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ホンダ モンキー
SPECIFICATIONS
エンジン 空冷単気筒OHC
排気量 49cc
ボア×ストローク 39.0×41.4mm
最高出力 2.5kW(3.4PS)/8500rpm
最大トルク 3.4Nm(0.35kgm)/5000rpm
全長×全幅×全高 1365×600×850mm
シート高 66mm
車両重量 68kg
燃料タンク 4.3L
タイヤサイズ F 3.50-8 35J R 3.50-8 35J
価格 28万9800円/30万9750円(リミテッド)

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