今回はＭＶアグスタのブルターレ７５０Ｓのリヤハブの修理です。 走行中にリヤホイールに違和感を感じたの事で緊急連絡があり、そのままレッカーにて当店に運んでもらいました。ハブ周りを確認すると、ハブシャフトが外に飛び出ていたので、とりあえず分解してみました。

これまでＤＵＣＡＴＩ９１６系をはじめ、１００台以上の片持ちスイングアーム車両を整備してきましたが、ここまで酷いのは初めてです。いろんなところが削れています。

左が破損部品です。故障の原因は内側のベアリングの破損です。完全に分解していました・・・。

破損したベアリングのインナーレースと削れた部品たち。ハブはメーカー廃版となっていましたので、中古部品で対応しました。片持ちスイングアーム車両にお乗りの方は、是非当店にてハブ周りのメンテナンスもご依頼ください！