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インタビュー バイクにゆかりのある人物へのインタビュー記事です。
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インタビュー 宇川 徹
宇川 徹
誰もが認めるトップライダーでありながら
プライベートでもバイクライフを満喫している宇川徹選手。
まだ記憶に新しい鈴鹿8耐での活躍
こよなく愛するツーリングなど
知られざるトップライダーの素顔に迫る
宇川 徹
バイクがあってボクは一人前になれるんです 乗れなくなるまでバイクには乗り続けたいですね
宇川 徹 今年の鈴鹿8耐でホンダは9連覇を達成した。その勝利に大きく貢献したのが、ホンダレーシングのファクトリーライダー宇川徹選手である。鈴鹿8耐にはこれまで11回出場し、5回の優勝という驚異的な勝率を記録しただけではなく、勝利数でも歴代単独トップに立ったのである。
「現役時代、8耐は1回優勝すればいいかなと思っていたけど、今は出場できるレースが少ないから勝ててうれしかったですね。今年の8耐はまわりの人たちが言うほど、ガードナーの記録のことは意識していなかったし、とにかく出場するからには優勝したかった。それだけです」
宇川 徹 宇川選手は2003年シーズンを最後にモトGPという舞台から退いてしまったのはご存じのとおり。現在は世界最速のマシンを作るべく、モトGPで戦うRC211Vの開発に深く携わっている。誰もが認めるトップライダーである宇川選手だが、プライベートでもバイクライフを満喫しているという。
「CBR600F4i、VFR、フォルツァXの3台持っています。CBRとVFRはツーリングユースで、フォルツァは街乗りですね。ツーリングには時間が許すかぎり出かけていますが、今年の夏は念願の北海道ツーリングに行ってきたんですよ。ヨーロッパに住んでいたときは何度も見たことがある地平線を、日本でも見られたのは感動でしたね」
 プロライダーの多くはサーキットを離れると、まったくバイクに乗らないケースがほとんどである。宇川選手をそこまでひきつけるバイクの魅力とはなんだろうか。
 「バイクはボクのすべて。バイクがあってボクは一人前になれるんです。一生ライダーでありたいという夢を持っていますから、乗れなくなるまでバイクに乗り続けたいですね」
 プロとして、そしてひとりのライダーとして、バイクの楽しさを知り尽くしていることが宇川選手の原動力となっていると感じとれた。
宇川 徹 前人未踏の鈴鹿8耐5勝目を獲得した宇川選手。第一線から退いているとは思えないアグレッシブかつクレバーなライディングで勝利を手にし、多くの観客に感動を与えた。 宇川 徹 プライベートタイムでは友人たちとツーリングを楽しんでいるという宇川選手。ショートツーリングではCBR、タンデムやロングツーリングではVFRに跨り、各地を走っている
PROFILE
宇川 徹1973年5月18日、千葉県生まれ。10歳でポケバイに乗りはじめ、九州の名門チームへバイク留学するために高校時代を熊本で過ごす。弱冠18歳でホンダワークスに迎え入れられ、全日本選手権250ccクラスで2年連続チャンピオンを獲得。95年からは活躍の舞台を世界グランプリへと移し、02年にはモトGPクラスで日本人初の優勝を飾る。04年からはRC211Vのマシン開発に携わっている。
文・相原嘉隆 写真・松川忍

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