- 続出のトラブルを調査して
自分の抑止につなげよう! - クルマだけでなくバイクを対象としたロードサービスも展開するJAF。その13年度救援依頼内容トップ3は、1位はバッテリーがあがった状態となった過放電バッテリー、2位がバーストやエア圧不足を含むタイヤのパンク、3位がシート下トランクやリアボックスなどへのキー閉じ込みだった。
13年度の年間出動件数は7万2664件なので、過放電バッテリーだけで約22%、トップ3の合計で約4割を占めていることになる。愛車を楽しむために、まずはこれらのトラブルを避ける努力をしていきたいところだ。バイクのバッテリーは、2年から5年が寿命と言われる。早めの交換を心がけることが、トラブルに遭わない秘訣だ。路肩には異物もたくさんあるので、パンク抑止のためにもここを使ったすり抜けは避けたい。キー閉じ込みは、スペアキーをポケットなどに持っておけば、やってしまってもトラブルにならない。
- トップ3や三大が好きな日本人らしいバイク生活!?
- 日本人はなぜか、トップ3や三大、御三家などと、物事を“3”でくくるのが大好きな人種である。少し調べてみると、これはかつて中国から日本に伝来した陰陽思想の影響だという説もあるらしい。なんでもこの思想では、3は縁起がいいようだ。また、3が「満つ」や「充つ」に通じておめでたいからだとか、3になることで点や線でなく初めて面が完成するからだとか・・・、とにかくいろんな意見がでてきておもしろい。
ところで、ベストや頂点ではなく、上位3つを挙げることには、そのジャンルの傾向やトレンドがより深くわかるというメリットもある。今回の項目なら、人気のバイクやメーカーのトップ3を知ることで現在の流行傾向がわかるし、トラブルやミスのトップ3を知ることは自分への注意喚起になるし、みんなが気になるツーリングスポットを知ることで旅計画の参考にすることもできる。
日本人の大好きなトップ3を活用して、ぜひ楽しいバイクライフを!