GooBike特集 バイクに関する特集ページ。バイク選びのノウハウなど、バイクライフを充実させるための情報が満載です。
TOP > 記事 > GooBike特集 >油冷か水冷か、それとも空冷か。
匠の技の結晶 スズキ 4気筒エンジン

空冷、油冷、水冷個性際立つスズキの直4

 他の国産メーカーとは違って直4エンジン車を選ぶ際に、『油冷エンジン』という選択肢が登場するのがスズキだ。
 油冷エンジン搭載モデルには80〜90年代のGSX-Rシリーズ、そしてつい最近まで作られていたバンディットシリーズが挙げられる。ただ、油冷時代のGSX-Rは、価格は非常にこなれてはいるものの、そろそろ旧車として付き合わなければならない点もあり、気やすく手を出しにくい部分も正直あるだろう。その点、バンディットやGSF系であれば、油冷最終型としての熟成度の高さはかなり魅力的だといえる。とにかく油冷フィーリングを思う存分に堪 能したいのであれば、そちらがオススメだ。
 水冷エンジンに関してはやはり現行のGSX-R系、そしてGSR系モデルがイチ押し。どのモデルでも性能に不満は出てこないほど完成度は高い。近年のスーパースポーツ系では、メーカー問わず新しいモデルを短期間で乗り継ぐ人も多く、そういう点では比較的程度の良い車両が新車価格の2/3ほどで出回っているのも特徴だ。
 空冷モデルであれば、かつての名車刀シリーズやGSX400インパルスがオススメ。どちらもタマ数としては豊富なので、買い得な車両も見つけやすいはず。
 スズキの直4には選択肢が多いが、欲しいタイプさえキッチリ決められれば、好みの車両に見つかる可能性は非常に高いと言ってよいだろう。

スズキ GSX1100S カタナ

GSX1100S KATANA

スズキ GSX1100S カタナ 平均価格79.3万円

鬼才ハンス・ムートのデザインにより一世を風靡したカタナ。生産期間も長く、タマ数は豊富だが、市場での人気もあり、価格は比較的高めといえる。

スズキ GSX-R750

GSX-R750

スズキ GSX-R750 平均価格32.3万円

その登場によりスポーツバイクの歴史が変わったとまで言われる初代GSX-R750。油冷エンジンを搭載し、レースでも大活躍した車両だ。価格はこなれている。

スズキ バンディット 1200

Bandit 1200

スズキ バンディット 1200
 平均価格54.2万円

熟成期の油冷エンジンを搭載したバンディット。写真は油冷ファイナルモデル。独特のエンジンフィールと素直なハンドリングに評価が高いモデルだ。

スズキ GSX400 インパルス

GSX400 Impulse

スズキ GSX400 インパルス
 平均価格33.3万円

90年代のネイキッドブームでも人気の高かったインパ ルス。特に往年のGS1000Sの雰囲気を持つクーリー仕様の青白外装は、今でも人気が高い。

スズキ GS750

GS750

スズキ GS750
 平均価格58.2万円

スズキの直4を語る上ではずせないのが初代GSシリーズだ。価格は手頃だが、上位車種のGS1000を含め、タマ数が少ないため探し出すのが難しい。

最新のスズキ直4を味わえ

スズキ GSX1300R ハヤブサ

GSX1300R HAYABUSA

スズキ GSX1300R ハヤブサ
 平均価格122.3万円

世界中に熱狂的ファンを持つメガスポーツ。世界最速マシンを狙うのなら必ず視野に入れるべきだろう。車両本体価格が高いので相場としても高め傾向だ。

スズキ GSX-R600

GSX-R600

スズキ GSX-R600
 平均価格98.7万円

600ccクラスのGSX-Rも人気の一台。こちらも市場に新車が多いので平均相場としては高めだが3、4年落ちのモデルならば相場はグンと下がる。

スズキ GSX-R1000

GSX-R1000

スズキ GSX-R1000
 平均価格114.3万円

各社のスーパースポーツの中でも常にその動向が注目され、一番人気とも言えるフラッグシップ。新車も多いため相場感としては高め。

※価格は全てGooBike調べ

BACK NUMBER

テイストフルな2気筒に乗りたい
バイク用のエンジンにはさまざまな形式が存在するが、・・・
手軽に遊べる小型バイクに注目
今、原付二種モデルの勢いがいい! そして、それにつられるように・・・
バイクに乗って冒険へ行こう
果たして世界にまだ冒険はあるのか

バイクはクルマと同じく移動の手段になる。しかし、多くのバイク乗りは・・・
ミドルスポーツを読み解く、
5つのポイント

1000ccスーパーバイクの遺伝子を感じるスポーティで・・・
クルーザーの正しい楽しみ方
クルーザー=アメリカンタイプのバイクと考えられていたのは、・・・
EICMA×東京モーターショー
2年に一度の東京モーターショーに、世界最大の・・・
スクランブラーを愉しむ
2010年代に入って、ファッション<流行>はライフスタイル・・・
スーパースポーツを
100倍楽しく乗りこなす

レーシーなスタイリングに低いハンドルとバックステップ・・・
ヤマハSR400が
今なお支持される5つの理由

世の中には同一の車種名を持つロングセラーモデルは多いが・・・
いま、ネオ・クラシックが熱い
いかにもオートバイ然としたクラシックタイプのバイク。・・・
記事一覧