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バイク保険Q&A:項目一覧
人身傷害補償ってなんだ?
保険が自由化されてからもっとも大きな変化は、外資系損保会社の参入による「リスク細分型保険」の登場でしょう。これにともない、国内損保会社の大手が新たな特約として始めたのが人身傷害補償保険です。補償内容を充実させるために、保険料は増えるにもかかわらず契約者数は増加しています。今では、リスク細分型保険でも人身傷害補償保険を取り入れるようになり、人気の高まりようが注目されています。今回は、従来の自動車保険より充実した補償が得られる、人身傷害補償保険の疑問についてお答えします。
Q1 完全補償型保険なんてキャッチフレーズがついている「人身傷害補償」って何?
A1 自分の過失分も含めて事故の損害額 (補償限度内)全額を支払ってもらえる保険です
   従来の自動車保険で面倒だったのは、契約者が被害者になったケースでした。示談交渉サービスは自由化以前のSAPタイプの自動車保険でも受けられましたが、あくまでも契約者が加害者になった場合だけです。被害者になった場合は保険会社は介入してこないので、相手側との交渉は自ら行わなければなりませんでした。人身傷害補償保険はこの点をカバーしており、自分の過失分(下欄参照)も含めて、人身傷害補償保険の契約限度内で損害額がすべて補償されます。さらに、実際に受けた損害額を先払いで受けることができるので、相手側との示談交渉を待たずにすみます。
※ 状況により過失割合は異なります
Q1 「人身傷害補償」保険があれば搭乗者傷害特約がいらないって本当?
A1 搭乗者傷害のみの場合と人身傷害補償を加えた場合の保険料を比較してみましょう
   搭乗者傷害保険は保険に加入しているクルマに同乗中の人が、事故により傷害(死亡事故含む)に保険金が支払われる保険です。一方の人身傷害補償保険は、歩行中の交通事故にも対応したり、その範囲が家族までも含むなど、手厚い補償がされるのが特徴です。たしかに人身傷害補償保険の補償内容は搭乗者傷害保険と重なり、さらに広範囲の補償も受けられます。もちろん、その分が保険料に反映されわけで、等級が低いと負担はかなりの金額になります。クルマの使い方(他人や家族を乗せることが多い)を見極めたうえで、保険料の比較をするのがいいでしょう。
過失割合ってなんだ?
交通事故では多くの場合、当事者双方に過失があることが多いものです。とくにクルマ同士の事故の場合、一見、片方は被害者にしか見えないようなケースでも、道交法による各種の優先関係、遵守事項などを考慮すると双方に「非がある」ことが多いのです。完全に道交法を守ろうと意識してみると、制限速度はもちろん、車間距離や注意義務など、普段忘れがちなチェックポイントがあることがわかります。道交法にのっとって事故状況を判断すると、事故当事者の双方に責任があり、よって「過失」の分担がされるのです。
ケース1 双方に過失がある場合
同一道路を走行中で双方とも信号が「青」、右折車の進路が同幅員のケース。右折車の前方不注意に対して、直進車にも前方不注意、ブレーキ操作の安全運転義務違反があるとみなされる。直進車の進路が幹線道路だったり、右折車が路地などの狭い道に進入するような場合、直進車の優先性が高くなる。
ケース2 一方にすべて責任がある場合
信号待ちのクルマが完全に停止してほかに道交法に触れることをしていなければ、過失割合はナシとみなされる。