高速道路2人乗り解禁でよりいっそう盛りあがるタンデムというスタイル。今までツーリングにタンデムという手段を用いなかったひとでも、ツーリングの幅が格段に広まったことで、タンデムツーリングにチャレンジする事も考えているのではないだろうか。そんな中発売されたヤマハのビッグスクーター、マグザム。斬新なフォルムを持つこのマグザムは、タンデムクルーザーと謳われるだけあり2人乗りにはピッタリの車輌である事は言うまでもない。
メーカーの協力によりマグザムを借り出した編集部は、「マグザムだったらタンデムでしょう!」ってことでタンデムでのツーリングロケを行う事に決定。ライダーはタンデムツーリング経験3回くらい(男と…)な僕、ジンノウ。普段乗っているバイクには後ろのフェンダーの上に申し訳程度のタンデムシートがあるくらい。ひどい乗り心地の僕のバイクでは、ひとを乗せても数キロ走ると無言で別のバイクの後ろに乗り替えられてしまいます。「必要ナイ」という声にもめげず、付け続けているのは決してはずすのが面倒くさいからでは無く、「タンデムしたい(女性と)」という淡い期待があったりするからなのです。
そんな僕が今回運転するマグザムのタンデムシートに座ってもらったのはおなじみマッキーこと古谷牧子さん。いつもは大型バイクを乗りこなす彼女ですが、この日だけはタンデムでのツーリングを楽しんでもらいました。ライダーである僕はというと、ただでさえタンデムってことで緊張している上に、写真も撮られてしまうというこの状況に困惑しつつも、春の長野県飯田市を目指したのです。 |