走れば走るほど寒さが体の奥までしみてきてしまう冬。そんな思いから暖かい春が訪れるまでオフシーズンとなってしまうライダーが多いのではないだろうか。
たしかに冬は多くのライダーにとってつらい季節に違いない。だが、装備次第で寒さをしのげ、快適に走れることを忘れてはならない。
今回のツーリングで装備した防寒用アイテムはウインドストッパー(上下)、マウスガード、つま先ガード、オーバーパンツ、ウインタージャケット、ウインターグローブ。これらに加え、ハイネックシャツとアンダータイツといったふだん着ているウエア類をチョイスした。
文字だけを見ると、そんなに着るの?と思ってしまうだろうが、想像しているほどにはかさばらない。ひと昔は着ぶくれしてしまうほど重ね着をしていたものが、これらを着込むだけでふだんと変わらないスタイルに見えるはずだ。
写真で紹介しているアイテムを簡単に説明すると、ウインドストッパーは軽くて薄い素材であるのに冷たい風を通さない。マウスガードは首から口もとにかけて覆えるうえに、ヘルメット内部の曇りを抑える役割もある。つま先ガードはソックスの上からかぶせるようにして履けるのにブーツがキツクならない。
このようにいつものウエア類に防寒用アイテムを追加するだけで、これまでつらかった冬のツーリングが必ず楽しく感じられるはずだ。
近年バイク用品ショップではさまざまな防寒アイテムが売られており、機能性はもちんデザインもスタイリッシュなものが多くなっている。寒さに負けずツーリングを楽しむためにも、ぜひ参考にしていただきたい。 |