■車種の魅力
1969年、ホンダから発売された絶版モデルです。ツインカムならではのメカニカルなエンジン周りは現行バイクには見られない古めかしさがあり、レトロな風合いのバイクを探している方におすすめです。古いモデルだけにこまめなメンテナンスが必要とされますが、手のかかる1台だからこそ愛着を抱けるという方も大勢います。
現在では中古車市場を中心に出回っていますが、同シリーズ後継モデルを除いて、CB750F自体は比較的台数が少ない傾向があります。見つけた際は積極的にチェックしてみましょう。
■代表的な排気量
CB750Fシリーズには、同排気量のCB750FZ（1979年）、CB750FB（1981年）CB750FC（1982年）があります。
■マシンのスペック
搭載される空冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒エンジンは、30年以上も前のバイクとは思えないほどの高ポテンシャルを誇ります。静音性に優れたエンジンで加速性能は申し分なく、街乗りでは十分なパワーで快適な乗り心地を得られるでしょう。また、1982年のマイナーチェンジ以降の年式では大型フロントフォークが採用され、走行時の衝撃吸収性や安定性が向上しました。
