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バイク用ETCの外し方は?バイクを売るときや取り外したあとの注意点を解説

バイクのETC取り外しについて、自分で作業を検討される方もいらっしゃるでしょう。作業には専門的な知識や適切な道具が必要で、安全に進めるためには注意が求められます。

この記事では、自分で外す手順と必要な準備を解説するとともに、リスクを抑えるためプロに依頼する選択肢、さらに売却や処分の方法についても説明します。

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自分で外したい場合はどうしたらいい?

自分で外したい場合はどうしたらいい?

バイクからETCを取り外す際、自分で作業したいと考える方もいるでしょう。しかし、自分で外すにはいくつかの準備と注意点があります。ここでは、バイク用ETCの取り外しに必要な道具と作業手順をわかりやすく解説します。

バイクのETCを外すために必要な道具

ETCを安全に取り外すには、以下の道具があると便利です。

  • プラスドライバー
  • ニッパー
  • 六角レンチ(ネジやボルトの種類による)
  • ソケット(10ミリ)と小型ラチェットレンチ(ネジやボルトの種類による)
  • ビニールテープ
  • マスキングテープ

ビニールテープは配線を外したあとの絶縁処理、マスキングテープは養生や仮止めなどに使用します。

すでにお持ちの方も多いかもしれませんが、新たに購入する場合は、すべてそろえても3,500円ほどが目安です。

バイクのETCを外す手順

バイク用ETCの取り外しは専門業者に依頼するのが安心ですが、手順と注意点を理解していれば、自分で行なうことも可能です。一般的な作業の流れを紹介します。

1.ETCカードを抜き取る
作業中にカードが差し込まれていると破損の原因になるため最初に取り出します。

2.配線の確認
配線図がある場合は参考にしながら、どこにどの線がつながっているかを把握しておきましょう。

3.バッテリーのマイナス端子を外す
感電やショートを防ぐため、バイクの電源を切った状態で、まずマイナス端子を外して安全を確保します。

4.ETC車載器のコネクターを外す
本体裏のコネクターを丁寧に抜きます。無理に引っ張らないよう注意しましょう。

5.配線の取り外し
電源線やアンテナ線などをたどりながら、必要に応じてカバーや部品を外して配線を切り離します。

6.ETC本体の取り外し
本体を固定しているパーツを外し、ETCユニットを取り外します。粘着テープで固定されている場合は、車体を傷つけないよう慎重に剥がします。

7.バッテリーのマイナス端子を戻す
作業がすべて完了したら、最後にマイナス端子をもとに戻して終了です。

自分で作業を行なう場合、所要時間は1~2時間程度が目安です。ただし、バイクの機種やETCの取り付け方法によっては難易度が異なるため、無理はせず、不安がある場合は専門店への依頼をおすすめします。

バイク用ETCの取り外しはプロに依頼しよう

バイク用ETCの取り外しは個人でやらずに、整備工場や専門のバイクショップに依頼したほうがよいでしょう。特にバイクの乗り替えでETCの移設が必要な場合、再セットアップは認可を受けたバイクショップ(二輪ETC取り扱い店)しか行なうことができないので気を付けてください。取り外し作業のみの場合も、以下の理由から専門店にお願いしたほうが安心です。

バイク用ETCは配線が複雑

バイク用のETCには「一体式」と「セパレート式」の2種類があります。いずれも配線が複雑なので、取り外しには専門知識が必要になります。

一体式は、カードリーダー(ETCの本体となる部分)と電波を送受信するアンテナがETC本体に搭載されているタイプのETCです。セパレート式と比べると配線はやや単純ですが、ハンドルに取り付けるので操舵性が下がります。また、転倒時の破損や、目立つ場所に設置するため、盗難に遭いやすいなどのデメリットもあります。

セパレート式は、カードリーダーとアンテナ部分が分かれているETCです。カードリーダーはおもにメットインやシート下に設置し、アンテナ部分はハンドル周辺に取り付けるのが一般的です。機器が分かれているので盗難に遭いにくいというメリットはありますが、一体式よりも配線が複雑になっています。

バイク用ETCは配線が複雑
バイク用ETCは配線が複雑
バイク用ETCは配線が複雑

出典元: スカイウェイブ250 ETC取り外し

バイク用ETCの取り外しを個人で行なうと、配線処理を誤って電気系統の故障を招いたり、バイクのボディを傷めたりする可能性があります。専門知識がない人は、プロに依頼したほうが失敗なく取り外せます。

ETCの取り外しにかかる工賃

ETCの取り付けにかかる工賃はバイクショップによって異なりますが、3,000円~5,000円の取り付け料に約3,000円のセットアップ料を加えた約6,000円~8,000円前後が相場です。ただし、ネイキッド、オフロード、アメリカンなど、バイクのスタイルや車種、ETCのタイプ(一体式、セパレート式)によって工賃が変わる場合もあります。

ETCの取り外し工賃のみを知りたい場合、「取り付けの工賃の半額」を目安にできます。ETCの取り外しでカウルやタンクの脱着をともなう場合は、別途工賃が発生するのかどうか、あらかじめバイクショップに問い合わせておくとよいでしょう。

このように、ETCの取り外しは、バイクショップに依頼しても1万円以下で済むことが一般的です。自分で外す場合、道具を一からそろえると、その費用はほとんど差がありません。そのため、故障や事故のリスクを抑えられるプロに依頼するのが賢明です。

バイクを売るときはETCを外す?外さない?

バイクを売るときはETCを外す?外さない?

バイクを売却する際、ETCの有無によって査定額が変動するのか、気になる方も多いでしょう。ここでは、ETCを外すかどうかの判断ポイントや査定への影響、手続きの注意点などを解説します。

ETCは外したほうが良い?

ETCは新品で購入すると、本体だけで約3万円と高額なため、移設が可能であれば取り外して再利用するのがおすすめです。ただし、現在使っているETCが新しいバイクに対応していない場合は、移設できないこともあります。あらかじめ、移設先のバイクが対応車種に含まれているかを確認しておきましょう。

もし移設が難しい場合は、新たにETC本体を買い直す必要があります。とはいえ、最近では純正でETCを搭載しているバイクや、オプションでETCを付けられる車種も増えてきました。

新しいバイクにETCを取り付ける予定がある方は、取り外しや移設にかかる費用と、新品を買い直す場合の費用を比較したうえで、どちらが自分にとって負担が少ないかを検討しましょう。

ETC付きで売ると査定額に影響する?

ETCを付けたままバイクを売っても、査定額が高くなることはありません。そのため、ETCを再利用する予定があれば、買取日までにバイクショップへ取り外しを依頼しておきましょう。バイクの売却後にETCを利用する予定がない場合は、ETCを取り外さないままバイクを売っても問題ありません。取り外しにかかる費用の節約にもなります。

ETCを外さない場合は?

いままで使ってきたETCには、バイクの車両情報が登録されています。ETCを取り付けたままでバイクを売却する場合は、必ず「ETC車載器の登録解除」を行なってください。「二輪車ETC登録事務局」に問い合わせれば、登録解除できます。

ETCを取り外したあとはどうする?

ETCを取り外したあとはどうする?

ETCを取り外したあとは、大きく分けて次の3つの方法があります。

  • 別のバイクに付け替える
  • 売却する
  • 廃棄する

再セットアップの必要性や売却、廃棄の方法を紹介します。

別のバイクに付け替えるときの注意点

ETCを再利用するには、取り付けたあとに再セットアップ(登録車両情報の書き換え)が必要です。先述したとおり、ETCの再セットアップは自分では行なえません。専門の業者に依頼する必要があります。

依頼先は「二輪ETC登録店章」や「二輪ETC2.0登録店章」が掲示されているバイクショップが対象です。手続きの際には以下のものを持参しましょう。

  • 車検証(原本)
  • 免許証
  • セットアップ申請書
  • 委任状(必要な場合)
  • ETC本体
  • ETC用の電源ケーブル など

また、ETC車載器の「車載器管理番号」と「型式登録番号」を事前に控えておくと手続きがスムーズです。

売却する場合

取り外したETCは、バイクのパーツショップに売却するか、フリマサイトやオークションに出品することで現金化できます。パーツショップに売る場合は、複数の業者に査定を依頼して価格を比較し、納得のいく条件で売却するのがおすすめです。

オークションでは高値で落札される可能性があり、フリマサイトでは個人間で気軽に取引できる利点があります。

売却する場合、取扱説明書や取り付け用の付属品がすべてそろっていると、より高く売れる可能性があるため、大切に保管しておきましょう。

廃棄する場合

ETCを処分する際は、自治体の不燃ゴミに出す、または危険物として処理するのが一般的です。ただし、自治体ごとに分別ルールや回収方法が異なるため、事前に確認しておく必要があります。

また、家電量販店やバイク用品店などでは、ETCを無料で回収してくれる場合もあります。処分できるかどうか迷った場合は、廃品回収業者や金属リサイクル業者に引き取ってもらうのも一案です。

バイクのETC取り外しに関するよくある質問3選

バイクのETC取り外しに関するよくある質問3選

バイクのETCを取り外す際には、いくつかの疑問や不安が生じることがあります。ここでは、よくある3つの質問にお答えします。

ETCを付けたままバイクを売却できる?

ETCを装着したままバイクを売ることは可能です。ただし、ETCカードの抜き忘れやETC車載器の登録情報の解除を事前に行なっておく必要があります。これらの対応をしておくことで、次の所有者が安心してETCを使用できるようになります。

バイクのETCはどこで取り外しを依頼できる?

ETCの取り外し作業は、バイクショップ、パーツ販売店、整備工場などに依頼できます。前述のとおり、自分で外すことも不可能ではありませんが、誤った作業によるトラブルのリスクや費用対効果を考えると、プロに依頼するほうが望ましいでしょう。

取り外し後のETCは売れる?

ETCの有無はバイクの査定額にあまり影響しないため、売却前に取り外して単体で売却することも一案です。

特に、最新モデルや高性能タイプは価格が上がる傾向があります。反対に、年式の古いものや見た目にダメージが多いものは、価格が下がることもあります。メーカーや機種によっても市場価格が異なるため、売る前に相場を調べておくと安心です。

まとめ

バイクのETC取り外しは、技術面や安全面を考慮すると専門業者への依頼が安心です。自分で行なう場合は、ETCだけではなくバイク本体も傷つけてしまうリスクを念頭におき、正しい手順で実施しなくてはなりません。再利用や売却、廃棄方法も含め、目的や状況に応じて最適な対応を検討しましょう。

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本記事は、2025年7月23日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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