ライダースクラブさんの投稿したバイクライフ - 【ツーリング回顧録～極寒の飛騨高山編～中...

ライダースクラブさんが投稿したバイクライフ

1グー！

2018年02月17日

ライダースクラブ

千葉市若葉区に店舗を構える、Ｋａｗａｓａｋｉ・ＤＵＣＡＴＩ・ＭＶ　ＡＧＵ
ＳＴＡの正規取扱ディーラーのライダースクラブです。
創業より３０年を超え、多くの皆様のオートバイライフを支え、サポートし続け
てきました。
２０１７年３月には、車検業務を国から委託される民間車検場として指定工場と
なりました。優良な設備・技術・組織があるからこそ稼働できる指定工場は、安
心の車検整備、車検の効率化、預かり期間の短縮など、様々なメリットがありま
す。

また、私たちが想う事、それはオートバイは人生を豊かにしてくれる相棒です。

私たちは、オートバイを販売するだけでなく、オートバイがもたらしてくれる
「時間」を皆様に、ご提供する事を心掛けております。
そのため、初心者の方でも参加しやすいツーリングやサーキット走行会、モトク
ロス体験イベント、アクティビティを交えた体験型・体感型ツーリング、オート
バイが繋いでくれた仲間とのＢＢＱや大忘年会など、ご納車後に訪れる様々な
「時間」の提供を大切にしております。

オートバイを購入することがゴールで無く、スタートです！オートバイとどう関
わるか、そこが豊かなオートバイライフを過ごせるポイントと考えます。

私たちが発信する情報をご覧いただき、少しでも興味・共感を持って頂ければ幸
いです。

いつか、御縁がありましたら是非一緒に豊かなオートバイライフを楽しみましょ
う！！

【ツーリング回顧録～極寒の飛騨高山編～中編その３】
過去4回にわたって、史上最悪のツーリングと名高い極寒の飛騨高山ツーリング回顧録を書いてきましたが、前回までの話が気になる方は、こちらから！<a href="https://www.facebook.com/ridersclub.jp" target="_blank">https://www.facebook.com/ridersclub.jp</a>冷たい雨が降り注ぐ中、高速道路の路肩に佇む男2人…。高速道路上で初めて停車しましたが、結構さみしいですねー。交通量もそこまで多くないですし、辺りに人影はありません。シーンとした静けさの中に、時速100㎞で走る車が通過する音だけが響きます。初めての体験…。「高速道路上の緑のSOSボックス」もう、ガス欠トラブルなんて気にせずに、とにかく緑のSOSボックスを使いたくて仕方ない好奇心が湧いてきます。 緑のSOSボックスの扉を開けると、そこには黒電話のような受話器のみが置いてあります。当然ですが、ダイヤルやプッシュボタンはありませんでした。 受話器を上げて、耳に当てると「プルプルプル～。プルプルプル～」普通の電話みたいです。すると、 「もしもし？どうなさいましたー？」と、女性の声が。 私：「あっ、高速道路上でガソリンがなくなって動けなくなってしまいました。」 緑のSOSボックスの女性：「そしたら、給油ですか？レッカーですか？」 私：「オートバイなのですが、給油でお願いします」 緑のSOSボックスの女性：「レギュラーガソリンですか？ハイオクです？それとも軽油？」 そんなやり取りをしながら、停車している場所などを伝えると 緑のSOSボックスの女性：「そしたら、今救出に向かわせますからー」 「？？」救出？…。あぁ、まーそなのかなぁ…。 私「ちなみに、この電話ってどこに繋がってるんですか？」 緑のSOSボックスの女性：「あー、これね。地元のレッカー会社ですよ！」 「へーーーーーーーーー！！」って感じでした！てっきり、各高速道路の道路公団とか、専門部署に繋がってるかと思いきや、普通に民間のレッカー会社だったんですね。 緑のSOSボックスの女性：「ちょっとねー。今、ちょうど1台出動しちゃったから、４０～５０分くらい待ってねー。」との事。仕方ありません。自業自得です…。先に諏訪SAに到着したであろう参加者に事情を説明し、到着が遅れてしまう旨を伝え、ロードサービスを待ちました。11月下旬。諏訪南IC。南が名についていても、諏訪です。そこは長野県富士見町です。やることもなく、移動もできず、道路脇の林に身を寄せ合う男2人…。さみしさと、寒さ、一泊ツーリングの初日、昼前。虚しさだけが襲ってきます。1時間ほど待ったでしょうか。後方からレッカー車らしきトラックが一台向かってきます。「おぉぉ！やっときたー！」と思いきや、何と通過していきます！「おいー！なんだよー！」と落胆。希望から落とされるものほど辛いものはありませんね。しかし、それから5分ほど、今度は我々の目の前に現れたレッカー車。やっと救われた気持ちになりました。やはり、ロードサービスのプロ。手際よく書類やら給油の手はずをこなしていきます。しかし、あまりの手際の良さに、 「さすが早いですね。」とのんきなことを言ったら、 ロードサービスの男性：「実はね、路肩に停まっていると交通違反になり、警察から取り締まりの対象になるんですよ！」 との事！またもや、 「へーーーーーーーーーーー！」って感じです。 ロードサービスで救出中でも路肩は路肩。その男性曰く、高速道路上で路肩に停車していると交通違反らしいのです。 世の中、知らない事ばかりですね。そのため、 ロードサービスの男性：「給油したら、直ぐに出発してもらって、この先の原PAで書類手続きと、会計の清算をお願いします。」との事です。リスクを伴いながらの人助けに敬意を払いつつ、言いなりになります。 10Lのハイオクガソリンを給油し、レッカー車の後方に追随しながら、2.2㎞先の原PAを目指します。すると、前方に一台のレッカー車が！そうです。我々がレッカー車を待っているときに、目の前を希望と共に去っていったあのレッカー車です。「あー。緑のSOSボックスの女性が言っていた、ちょうど1台出動したってのはこのレッカー車か～。」と思っていたら！なんと、傍にはツーリング当日の朝、つまり今朝ですね！納車したばかりの、あの「人生で初めてのオートバイをツーリング当日の朝に納車し、そのまま400㎞先の宿場まで連れて行ってしまう事になった、あのⅯⅤ AGUSTA F4の彼が！」そうです。時を同じくして、ほぼ同時に2台同時「ガス欠！」。私が、談合坂SAで給油の案内をしなかったばっかりに…。F4の彼までが…。本当に酷いことをしました。走る宝石と呼ばれるMV AGUSTA F4の納車を楽しみにしていたのに、納車当日は雨。オートバイを公道で走らせるのは初めてなのに、そのまま400㎞のツーリングへ連れ出し、（納車の際はガソリンを満タンにして納車）初めての給油を迎えることなく…、「ガス欠」。あの時は、ホントに申し訳なかったです。。。その後、2人揃って原PAで書類手続き、清算へ…。そして、魔の清算…。メンバーズカードを持っている方必読！！≪続く≫
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