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バイクタイヤのひび割れは自分で補修できる?タイヤがひび割れるリスクと予防法

バイクのタイヤは消耗品であることを知っていますか?
一般的に、タイヤの耐用年数は3年だと言われています。耐用年数を経過したことによって起こるひび割れなどの劣化を放置していると、さまざまなトラブルにつながるため注意してください。
今回は、バイクタイヤのひび割れを見つけた場合の補修方法についてご紹介します。また、ひび割れの原因やリスク、予防方法についても触れているのでぜひ参考にしてください。

タイヤのひび割れを補修する方法

バイクのタイヤにひび割れを見つけたら、以下の方法で補修しましょう。

瞬間パンク修理剤

タイヤサイズによって価格は異なりますが、1,500円前後が相場です。接地面や溝の内側などに入った深い亀裂の補修に効果的ですが、バースト(タイヤが破裂)しかけている大きな亀裂やタイヤ側面のひび割れにはあまり効果が期待できません。

加硫接着剤

タイヤ側面など、接地面以外のひび割れに効果的です。瞬間パンク修理剤で補修しにくい広範囲のひび割れに対処できます。価格は携帯に便利なチューブタイプで500円前後、容量の多い缶タイプで1,000円前後です。タイヤの外観を損ねたくない場合は、目立ちにくい黒ゴムタイプの加硫接着剤を使用するのがおすすめです。

いずれもホームセンターやカー用品店、バイク用品店で購入できます。タイヤは定期的に交換することが望ましいですが、万が一に備えてパンク修理剤や加硫接着剤を携行しておくと安心です。

タイヤがひび割れを起こす原因とリスク

タイヤがひび割れを起こす原因とリスク

タイヤがひび割れを起こす原因は、大きく分けて次の3つです。

点検の怠りによる空気圧の不足

バイクに乗る前はタイヤの空気圧をチェックする必要があります。これを怠ると空気圧が低下していることに気が付かず、走行中にタイヤが変形することでひび割れが起こりやすくなります。

オーバーな荷重や積載物

重量がある荷物を積載したり、頻繁にタンデム走行したりする場合はタイヤ表面・タイヤ側面に大きな負担がかかります。空気圧が低下したときと同様、走行中にタイヤがたわみやすいため、ひび割れのリスクが高まります。

経年劣化

日々の走行や保管(駐車)で外気にさらされるだけでも、タイヤの劣化は進みます。タイヤの劣化を進める主な原因には洗車時の洗剤やつや出し剤、紫外線などが挙げられます。また、同じ接地面での長期保管や、夏や冬といった温度差でもタイヤ側面にひび割れが起こりやすいため注意しましょう。

タイヤのひび割れは放っておくと確実に進行し、亀裂やバーストの原因となるため軽視は禁物です。走行時にバーストが起こると、ハンドルが取られるだけでなく、転倒や他車を巻き込む大きな事故につながるリスクがあります。

タイヤのひび割れを予防する方法

タイヤのひび割れを予防するには、上述の3つの原因への対処が大切です。

定期的な空気圧点検

バイクに乗る頻度が少ない方は、エンジン始動のたびに空気圧をチェックする習慣をつけましょう。頻繁にバイクに乗る方なら、給油のタイミングで空気圧をチェックしておくと安心です。ガソリンスタンドなら、空気圧チェックと空気入れを同時に行えるので、給油時は忘れずに確認しましょう。

積載量に注意

タンデム走行や買い物、荷物の運搬などで積載量が重いなら、タイヤの溝や表面がすり減っていないかを定期的にチェックしてください。タイヤの劣化を予防するには、積載量を少なくすることが望ましいですが、難しければ耐久性の高いタイヤに替えるなどの対策も有効です。また、メンテナンス用の工具やキットを携行している方は、本当に必要かどうかを厳選し、積載量を減らす工夫を行いましょう。

紫外線照射や長期間の放置に注意

ガレージがない場合、UVカット&耐水性のあるバイクカバーをかけるだけでもタイヤを劣化から守れます。また、何らかの事情により長期間バイクに乗れない場合は、車体を前後に移動させてタイヤの接地面を変えるだけでも、経年劣化予防になります。

まとめ

  • タイヤのひび割れは「瞬間パンク修理剤」や「加硫接着剤」を使って自分で補修できる
  • タイヤがひび割れを起こす原因は「空気圧不足」「大きな荷重」「経年劣化」
  • タイヤのひび割れは放っておくと亀裂や破裂による事故のリスクがあるため注意
  • タイヤのひび割れを予防するには「空気圧点検」「積載量を抑える」「紫外線や雨風を避ける」という点における工夫が効果的

本記事は、2019年3月26日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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