スズキアドレスV125Gの特長と買取相場の傾向
スズキアドレスV125Gは、アドレスV100の後を継ぐモデルとして2005年に販売されました。4サイクル125ccエンジンを搭載し、優れたエンジン始動性と低燃費を実現したモデルです。
フロントのウィンカーにはクリアレンズを採用し、ハンドルロックと同時にセットできる、盗難抑止アラームも標準装備。車体の横には、高級感ある立体エンブレムがあしらわれています。全長1,750mm、全幅635mmとコンパクトな車体で、狭い道でも運転しやすいサイズなのが特長。小回りも利くため、毎日の通勤や買い物に最適です。
スズキアドレスV125Gの新車価格は、2005年に発売されたモデルで22万9,950円です。中古車の平均的な買取相場は2.1〜15.8万円(2024年9月21月時点) ですが、査定額は車体の状態によっても変動します。
スズキアドレスV125Gを高く買取ってもらうためのポイント
スズキアドレスV125Gを高く買取ってもらうためには、査定時にチェックされるポイントを把握しておくことが大切です。ここでは、3つのポイントを詳しく解説します。
ポイント1:年式・モデル
スズキアドレスV125Gは、2005年に新登場したモデルから、2010年に発売されたモデルまで全部で6タイプあります。おもな特徴や変更部分は以下のとおりです。
2005年モデル
・新登場モデル
2005年モデル(追加)
・ボディーカラーにファントムブラックメタリックNo.2が追加
2007年モデル(マイナーチェンジ)
・メーターパネルにターンシグナルインジケーターを採用
・シート下トランクにインナーマットを採用
・ボディーカラーにキャンディソノマレッドNo.2などが追加
2007年モデル(特別・限定仕様)
・スズキ ADDRESS V125G Limited Editionとして2,000台限定販売
・ボディーカラーはパールグラスホワイトNo.2を採用
2009年モデル(マイナーチェンジ)
・平成19年国内新排出ガス基準に対応
・メーターパネルのデザイン変更
・シャッターキーを操作性の高い形状に変更
2010年モデル(追加)
・グラススパークルブラックを新色として追加
基本的には年式の新しい車体に高値がつきやすいですが、車両の状態やメンテナンス履歴も重要な要素です。定期的なメンテナンスで状態が良好に保たれていれば、より高評価を受けやすいでしょう。
ポイント2:走行距離
走行距離も査定するうえで重要なポイントです。基本的には距離が短いほど良好な状態と判断され、買取価格が高くなる傾向にあります。目安として、5,000km以下の場合は比較的高い査定額が期待できるでしょう。
その後、10,000km、20,000kmと距離が長くなるほどに買取価格は下がるのが一般的です。一方で、年式が古いにもかかわらず、走行距離が短い場合は「長い期間放置された」と判断されて低評価になる可能性もあります。エンジンをかけずに放置された時間が長い場合も、劣化が進みやすくなる原因となるからです。
高値で買取ってもらうためには、適度な走行距離でメンテナンスが行き届いている状態が理想といえるでしょう。
ポイント3:ボディーカラー
スズキアドレスV125Gのボディーカラーは、すべての年式を合わせると7色あります。
・キャンディナポレオンブルー
・ソニックシルバーメタリック
・ファントムブラックメタリックNo.2
・パールグラスホワイトNo.2
・キャンディソノマレッドNo.2
・キャンディカプリブルー
・グラススパークルブラック
なお、ボディーカラーによる査定額の変動は少なく、ほぼ同程度の買取額となっています。ボディーカラーよりも年式や走行距離、車体の状態が重要といえるでしょう。
スズキアドレスV125Gを高く売るための注意点
スズキアドレスV125Gの買取で後悔しないためにも、高く売るための注意点を押さえておきましょう。ポイントは次の3つです。
注意点1:買取相場を把握する
まずは、スズキアドレスV125Gの買取相場を把握しましょう。把握せずに査定依頼すると、提示された買取金額が最適か見極められず、損してしまう可能性があります。相場を把握していれば、交渉も有利に進めやすいでしょう。
買取相場は常に変動しているため、売るタイミングで最新の状態をチェックしておくのがおすすめです。
注意点2:春~夏のタイミングで売る
売るタイミングも高値で売るための重要なポイントです。一般的に、暖かくて過ごしやすい春から夏にかけては、バイクの需要が高まり高値で売却できる可能性が高まるでしょう。
反対に、冬場はバイクの需要が落ち込むため、買取価格は低くなる傾向にあります。売却を急いでいなければ、春や夏のシーズンに検討するのがおすすめです。
注意点3:複数の業者に査定をお願いする
査定は複数の業者にお願いするのがおすすめです。業者によって査定基準が異なるため、同じバイクでも買取金額に差が出るケースがあります。
最低でも2社以上に依頼するとよいでしょう。複数社へ一気に査定依頼できる一括査定サイトや、多くの買取店が参加して入札するオークション形式のサイトを活用するのもおすすめです。