ホンダ NC750Xの特長と買取相場の傾向
ホンダNC750Xは、ホンダの「クロスオーバー」に分類されるバイクです。クロスオーバーとは、スポーツバイクの魅力をそのままに、快適さを加えたホンダ独自のカテゴリ。オンロードとオフロードを融合した「アドベンチャーバイク」と「ロードスポーツ」のメリットを両方兼ねそろえたバイクであり、基本的にはオンロード用を前提に作られています。
ホンダNC750Xの大きな特長は、舗装された道路を走るのに最適な前後17インチホイールです。アドベンチャーバイクに惹かれつつも、オンロードバイクを求める人におすすめのバイクといえるでしょう。
初めてホンダNC750Xが登場したのは、2014年のことです。躍動感あふれるパワフルなデザインと快適な走りは、多くの人の心をつかみました。以降、カラーチェンジやマイナーチェンジを頻繁に行ない、最新の2023年式では新たなカラーバリエーションとして「パールディープマッドグレー」と「キャンディークロモスフィアレッド」が採用されています。
中古市場における平均買取相場には幅があり、2024年9月20日現在は17.6万円〜66.1万円となっています。買取価格はバイクの状態や走行距離、条件によって変動する可能性があるため、事前に査定を受けることが大切です。
ホンダ NC750Xを高く買い取ってもらうためのポイント
ホンダNC750Xを高く売却するには、以下の6つのポイントを押さえることが大切です。ここでは、それぞれのポイントを解説します。
ポイント1:型式
2014年に発売された当初のホンダNC750Xは、RC72という型式でした。2012年に登場したホンダNC700Xの後継であり、低重心で安定した走りを可能にしたバイクとして人気を集めました。
2016年に最初のモデルチェンジが実施され、型式はRC90になりました。これにより、LEDフロントフォークが採用されたほか、マフラーやクラッチも改良。2021年からはRH09型が登場し現在に至ります。
一般的に、型式が新しいものほど買取価格が高くなり、ホンダNC750Xも例外ではありません。RC72型の平均買取価格は41.9万円程度ですが、新しいRH09型は平均70.8万円で取引されています。
ポイント2:年式
ホンダNC750Xは、2014年の発売以来、現在に至るまでモデルチェンジを数回行なっています。大きな変更は2016年に実施され、LEDヘッドライトの採用を中心としたフルモデルチェンジとなりました。また、同年には当時の排出ガス規制に対応した調整も行なっています。
さらに、2019年には、グリップヒーターやABSなどが標準搭載され、カラーバリエーションも新たになりました。
平均買取相場は、型式と同様に年式が新しいものほど高くなる傾向があります。ただし、新しい年式であっても、状態が悪い車体は買取価格が下がるため注意が必要です。
ポイント3:走行距離
ホンダNC750Xに限らず、一般的に走行距離が長くなると買取価格が下がります。
ホンダNC750Xの平均買取相場を見ると、走行距離が5,000km未満の車体は平均72.0万円で取引されています。一方で、5万kmを超える車体の平均買取相場は36.0万円です。
ただし、走行距離が短くても、車体の状態が悪い場合は減額される可能性があります。
ポイント4:ボディカラー
2014年にリリースされた初代ホンダNC750Xのボディカラーは、「マットパールグレアホワイト」「パールスペンサーブルー」「ソードシルバーメタリック」の3種類でした。
2016年には、「キャンディーアルカディアンレッド」や「グリントウェーブブルーメタリック」などスタイリッシュなカラーリングが追加されます。
現在販売されている2023年モデルでは、従来の「パールグレアホワイト」や「キャンディークロモスフィアレッド」に加えて「パールディープマッドグレー」が登場しました。
ブルー系のカラーは買取価格が低い傾向にありますが、そのほかはボディカラーによる平均買取相場の違いがほとんどありません。
ポイント5:劣化状態
車体が劣化したバイクは、買取価格が下がる可能性があります。例えば、傷やサビ、凹み、日焼けなどにより外観の印象が悪いと、マイナス査定になりやすいでしょう。
平均買取相場が高い年式の新しいホンダNC750Xでも、状態が悪ければ通常の買取価格より下がるため注意が必要です。高価買取を狙うなら、劣化が進む前に査定に出すことをおすすめします。
ポイント6:売却するタイミング
バイクの買取価格は、売却するタイミングによっても変動します。例えば、3〜4月は新生活が始まる時期のため、街乗りに適したバイクの売れ行きが上がる時期です。また、夏季は、ボーナスや長期休暇のタイミングが重なるため、高値で取引されやすくなります。
併せて、バイクを売却する際は天候にも留意することが大切です。特に、梅雨や台風などにより天候が不安定になる時期は、ホンダNC750Xを売るのに適しています。天気が悪いとバイクを手放す人が減り、バイク専門店の在庫が少なくなるためです。これにより、買取価格を上げて在庫を確保する店舗が増えます。
ホンダ NC750Xの買取価格を上げるための必須事項
ホンダNC750Xを売却するにあたって、買取価格を上げるためには以下の必須事項を満たすことが大切です。ここでは、3つのポイントを解説します。
売却前に洗車する
バイクの外観は、買取時の印象に影響します。汚れた状態では印象が悪くなり、査定に響く恐れがあるため、必ずきれいに洗車してから売却しましょう。
また、ステッカーが貼られている場合は、剥がしてから査定を受けることをおすすめします。ただし、自分で直せないサビや傷は、無理に対処する必要はありません。難しいときは、バイク専門店に相談してから査定を依頼しましょう。
エンジンの状態を確認する
基本的に、エンジンがかからないバイクの買取価格は下がりやすくなります。そのため、査定に出す前には、エンジンの状態を確認することが大切です。
エンジンが始動してもすぐに止まったり、異音がしたりする場合はそもそも買取が不可能な可能性があります。ただし、修理代が高くついた場合、買取価格と差し引くとマイナスになるケースもあるので、まずはバイク専門店に相談しましょう。
できるだけ早く売却する
バイクの買取価格は、年式が新しいものや走行距離が短いもののほうが高くなる傾向があります。売却を検討している場合は、できるだけ早い段階で査定を受けるのがおすすめです。
特に、長らく放置していた車体は型落ちして買取価格が下がるだけでなく、状態が悪くなって減額される可能性があるので注意しましょう。