NC700Sの特長と買取相場の傾向
ホンダ
NC700Sは、2012年4月に登場したネイキッドタイプのミドルクラスモデルで、総排気量669ccの水冷4ストローク直列2気筒エンジンを搭載しています。ニューミッドコンセプトシリーズの一員であり、燃料タンク位置をシート後部に設置し、シート下にはラゲッジスペースを確保するなど、実用性を重視した設計が特徴です。
低中速域で安定したトルクを発揮し、日常からツーリングまで扱いやすい性能が評価されています。ABSやDCT装備モデルも登場し、2014年には後継のNC750Sへ移行しました。
NC700Sの買取相場は、21.9万円~54.7万円(2025年12月26日時点)です。買取価格は型式や走行距離、車両の状態によって変動します。
NC700Sをより高値で売却するための秘訣
NC700Sは大型排気量のネイキッドとして根強い人気があるモデルです。売却前にポイントを押さえておくことで、査定額アップの可能性を高められます。
ポイント1:走行距離
走行距離は査定で重要視される情報の一つです。一般的に距離が短いほどエンジンや足回りなど機械部分の摩耗が少なく、潜在的なトラブルリスクが低いと評価され、高値で取引される傾向があります。
特に5万㎞以下のバイクが評価されやすいといえます。距離が増えるほど査定額は下がる可能性があるため、売却を検討している場合は不要な長距離走行を避け、できるだけ距離が短い状態で査定に出すとよいでしょう。
ポイント2:バイクの状態
査定でチェックされるバイクの状態には、エンジン動作、足回りのガタ、電装品の動作、外装の傷や事故歴、整備履歴の有無などが含まれます。エンジンのオイル漏れや異音がないか、ブレーキパッドやブレーキローターが減っていないかなど、状態を細かくチェックされるので、日頃から丁寧にメンテナンスしておくことが大切です。
NC700Sの場合、状態が比較的良好であれば査定額が大きく下がることはないでしょう。例えば外装に軽い立ちごけの傷がある車両でも、ほかに大きな減点がなければ高値になる場合もあります。整備履歴や事故歴など正確に伝え、整備記録なども提出することで、査定士からの信頼性を高めることが大切です。
ポイント3:年式
NC700Sは2012年に登場し、2014年に後継モデルへバトンタッチしているため、販売期間自体は短いです。ただし、標準モデルに加えてDCT搭載モデルとABS搭載モデルが存在し、DCT搭載モデルがより高値に、次いでABS搭載モデルが高値になる傾向があります。
また、同じ年式でも初回登録年月日が新しいほど、買取時の査定は高くなりやすいといえます。2012年式でも状態が良く走行距離が短いものは高額で取引される一方、同じ2012年式でも距離や状態が悪ければ査定は下がるでしょう。
ポイント4:装備品・外装
査定では装備品に分類されるシートやラゲッジ内部、外装の状態も評価の対象になります。保管環境によるシートの劣化やラゲッジ内部の傷、外装はカウルやタンク、ライト周りのキズやサビ、汚れの程度がチェックされます。目立つダメージの有無が評価のポイントです。
外装に目立つキズやサビがあると減点対象になる可能性が高くなりますが、軽微な使用感程度であればそれほど大きく影響しないでしょう。特に外装は査定士が最初に目にする部分でもあるため、売却前に丁寧にケアしておくことが重要です。
NC700Sを高く売却するコツとポイント
査定では車両のコンディションや純正パーツの有無などが加味されるため、売却前に重視すべきポイントを押さえておくことが大事です。
走行距離を少なく保つ
走行距離は査定額に大きく影響する要素で、距離が短いほど機械的な摩耗やリスクが少ないと評価されます。NC700Sも例外ではなく、特に5万kmを超えるかどうかが査定額に大きく影響するでしょう。
日常的に長距離走行を控え、売却時期を早めに設定することで良い評価を期待できます。査定額が変わりやすい5万kmを目途に、売却を検討するのも一案です。また、走行距離の証明書類やメンテナンス履歴をまとめておくと査定士が状態を正確に評価しやすくなります。
外装・ボディの状態をきれいに保つ
外装やボディの状態は査定士が最初に目にする評価ポイントです。キズ、サビ、汚れが目立つとその分減点評価につながりやすくなりますが、洗車や簡単な補修で印象は大きく改善します。特にタンクやカウル、ライト周りの小さな傷を軽く磨くだけで査定時の印象がよくなります。
目立つキズがある車両でも、ほかの評価項目が良ければ高めの査定額となるケースもあるため、日頃のメンテナンスが重要です。こまめに洗車を実施するなどできるだけ美しく保つことで、査定額アップが期待できるでしょう。
純正パーツを残しておく
純正パーツは査定においてプラス評価となりやすい要素です。社外パーツやカスタムパーツを取り付けている場合でも、取り外した純正部品を保管して査定時に提示することで、元の仕様に戻せることが評価につながります。
純正パーツがそろっていると買い手にとって価値が高く、再販時の利便性が上がるため、査定全体を押し上げる効果が見込めます。純正部品を紛失しないよう整理しておきましょう。