ホンダ CB400Super Four VTEC Revoの特徴と買取相場の傾向
ホンダ CB400Super Four VTEC Revoは、2007年に登場したネイキッドバイクです。400ccクラスで水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒エンジンを搭載しており、扱いやすさと走行性能のバランスに優れています。バイク初心者からベテランまで、幅広い層に支持されてきたモデルです。
CB400Super Four VTEC Revoでは、CBシリーズに搭載されてきた「HYPER VTEC」機構をさらに進化させたエンジン「HYPER VTEC Revo」を採用。エンジンの回転数に応じてバルブ作動数を切り替えることで、低中速域では燃費性能を高め、高回転域では力強い加速を実現しています。
シート高は755mmと標準的な高さで足つきに安定感があり、タンク容量は18Lと大きめ。街乗りからツーリングまで、幅広い用途に対応できる仕様です。
CB400Super Four VTEC Revoの2025年9月19日時点での買取相場は9.4万円〜100.6 万円と幅広く、車体の状態や走行距離、年式などの条件によって査定価格は大きく変動します。
ホンダ CB400Super Four VTEC Revoを高く買い取ってもらうためのポイント
CB400Super Four VTEC Revoを高値で売却するには、査定に影響する要素を事前に把握しておくことが重要です。ここでは、ボディカラー・グレード・年式・市場需要の4つの観点から、買取価格を高めるためのポイントを紹介します。
ポイント1:ボディカラー
CB400Super Four VTEC Revoでは、メタリック系のブラックやブルー、レッドを中心とした豊富なカラーバリエーションが展開されています。
特に注目されるのは限定カラーです。例えば、2020年モデルの「マットベータシルバーメタリック」や2019年モデルの「アトモスフィアブルーメタリック」、2016年モデルの「チタニウムブレードメタリック」などが挙げられます。
また、一般的にレッドやガンメタリックといった視認性が高い色や、グレーなどの重厚感のある色は査定で有利になる傾向があります。シルバー系も人気があるものの、買取価格が伸びにくい場合もあるため、売却するタイミングには注意が必要です。
ポイント2:グレード
CB400Super Four VTEC Revoは単一のグレードですが、年式によって初期型・中期型・後期型の3タイプに分けられます。
まず、2007年以降の初期型はシャープな形状のテールが特徴です。2014年以降の中期型はより落ち着いたデザインに変更されました。
2018年以降の後期型は灯火類がLED化され、近未来を感じさせるデザインに進化。また、後期型は最高出力56PSを発揮するなど性能面でも優れており、査定額が高くなる傾向があります。
所有しているCB400Super Four VTEC Revoがどのタイプに該当するのか確かめておくと、買取交渉に役立つでしょう。
ポイント3:年式
CB400Super Four VTEC Revoは2007年に販売が開始され、2020年モデルを最後に生産終了となりました。年式によってデザインや装備が異なり、前述のような特別カラーも複数存在します。
一般的に、バイクは年式が新しいほど高値で売れやすく、特に2018年以降のモデルはLEDヘッドライトやABSなどの装備が充実しているため、評価が高まります。ただし、走行距離や外装の状態も査定に影響するため、売却を検討している場合は早めに手放すことで高価買取につながりやすくなるでしょう。
ポイント4:店舗の在庫や需要
バイクの買取価格は、店舗の在庫状況や地域ごとの需要によって変動します。CB400Super Four VTEC Revoに限らず、在庫が少なく需要が高いタイミングでは査定額が上がりやすくなります。例えば、春〜夏のツーリングシーズンはバイクの需要が高まるため、売却には好機です。
複数の業者に査定を依頼して相見積もりを取ることで、より高い価格で買い取ってくれる業者を見つけやすくなるでしょう。
ホンダ CB400Super Four VTEC Revoを少しでも高く査定してもらうための工夫
CB400Super Four VTEC Revoを売却する際は、走行距離や年式、純正パーツの有無など、査定に影響する要素を事前に把握しておくことが重要です。ここでは、査定額を少しでも高めるための具体的なポイントをご紹介します。
年式とモデルを正確に伝える
一般的に、バイクの「年式」はナンバープレートを付けて初年度登録を行なった年を指します。一方、「モデル年式」はそのモデルが発売された年を示すもので、登録年とは異なる場合がある点に注意が必要です。
ホンダ車の場合、シート下などに貼付されたカラーラベルの機種コード末尾でモデル年式を判別できます。査定時にはこの違いを正確に伝えることで、評価のズレを防ぎやすくなります。
年式やモデルは、車検証やメーカー情報、取扱説明書などで確認できます。スムーズかつ正確な査定に向けて、事前にしっかりと確認しておきましょう。
走行距離を少なく保つ
バイクの査定において、走行距離は重要な評価基準の一つです。一般的に、2ストロークエンジンの寿命は約5万km、4ストロークの場合は約10万kmとされており、それを超えると査定額が大きく下がる傾向があります。
中古市場では3万km前後が一つの目安とされており、それ以下であればある程度の値段で売れることが期待できます。普段から丁寧な運転を心がけて車両の状態を良好に保ちつつ、走行距離が短いうちに手放すことで、高値が付きやすくなるでしょう。
純正パーツを残しておく
カスタムパーツで個性を出す楽しみもありますが、査定では純正状態の車両が高く評価される傾向があります。特にマフラーや外装などの主要部品が社外品に交換されている場合、査定額が下がる可能性があるため注意が必要です。
買取業者によってはカスタムを評価するケースもありますが、基本的には純正パーツを保管しておき、査定時に一緒に提出することで減額を防ぎやすくなります。