ホンダ レブル250の特長と買取相場の傾向
「ホンダ レブル250」はシート高690mmで足つき性が良いうえに、デザインにほかのバイクにはない個性的な存在感があり、人気のバイクです。
買取価格の相場は、6.5万円~39万円ほどです。バイクの買取価格は条件によって変化するのが一般的。「ホンダ レブル250」をできるだけ希望に沿った価格で売るためにはどのようなポイント・コツがあるのか、確認していきましょう。
近々の売却予定がなくても将来的な売却の際に役立つ「今やっておけること」もお伝えしますので、「ホンダ レブル250」オーナーはぜひ参考にしてください。
ホンダ レブル250を高く買い取ってもらうためのポイント
希望に沿う金額でバイクの査定をしてもらうためのポイントとしては、「グレード」「年式」「走行距離」「ボディカラー」が挙げられます。「ホンダ レブル250」に関してそれぞれのポイントを解説していきます。
ポイント1:グレード
「ホンダ レブル250」はメーカー希望小売価格が税込61万500円です。レブルをより精悍に見せる純正アクセサリーをパッケージ装着した「ホンダ レブル250 S Edition」はメーカー希望小売価格税込64万9,000円。比較すると「ホンダ レブル250」のほうが価格は控えめです。買い取りを希望するのが「S Edition」である場合は、きちんと業者に伝えておくとよいでしょう。v
ポイント2:年式
現在の「ホンダ レブル250」は2017年4月に発売がスタートし、登場の際はABS(アンチロックブレーキシステム)装備のグレードもラインナップされていました。2020年モデルからABSは標準装備になり、このタイミングでバリエーションモデル「ホンダ レブル250 S Edition」が登場しています。走行距離やグレードとの兼ね合いもありますが、年式が新しいほど買取価格は高くなる傾向です。また、2022年12月には令和2年の排出ガス規制をクリアしており、この規制への対応も買取査定を有利に導くポイントと見られます。
ポイント3:走行距離
バイクは一般的に、走行距離が多いほど買取価格は下がります。年式と走行距離が同じ場合はメンテナンス状態やカラーなどで買取価格が変化します。
「ホンダ レブル250」の場合も、走行距離が増えるごとに買取価格の平均値は下がる傾向です。メンテナンスをしっかり行ない、エンジンや部品などの劣化・摩耗を抑えると、買取価格の下がり幅も小さく抑えられる可能性があります。
ポイント4:現在3色展開のボディカラー
「ホンダ レブル250」のボディカラーは、パールスモーキーグレー・パールメタロイドホワイト・マットガンパウダーブラックメタリックと、グレー系・ホワイト系・ブラック系の3色展開。バイクに求める要素は人それぞれで色の好みも分かれるため、特定のカラーが高く、あるいは安く査定されるとはいえません。ただ、どのカラーでも売却の際は丁寧にメンテナンスされていることが重要であり、塗装の剥げなどが少ないほど高額の査定が期待できます。
ホンダ レブル250の査定価格を高くするためには?
「グレード」「年式」「走行距離」「ボディカラー」以外にも、査定額の上昇に影響し、所有者が取り組める備えはあります。できるだけ好条件で「ホンダ レブル250」を査定してもらうためのコツを押さえておき、希望する査定額に近づけるよう工夫しましょう。
査定の際には純正パーツに戻しておく
カスタムパーツはバイクの楽しさの一つで個性の主張ができますが、好みは人それぞれ。査定に出す前には、なるべく純正パーツに戻しておくとよいでしょう。
特に「ホンダ レブル250」は足つき性の良さからバイク初心者に人気のマシンです。初心者には、カスタマイズされた状態よりもオリジナルの状態のほうが売れやすい可能性があります。
カスタマイズの際に純正品は保管しておきましょう。自分で純正パーツに戻せない場合でも、純正パーツも一緒に査定してもらうだけで評価の減点が避けられます。
査定前のDIY修理はしない
器用さに自信があるオーナーは、ちょっとしたキズを自分で塗装しがちです。しかし、プロに査定されると、DIY塗装は簡単に見抜かれてマイナス査定の要因になります。キズ・凹みは無理に自分で直したりせず、そのままの状態で査定に出しましょう。
査定に出す前に丁寧に洗車しておく
査定前の洗車そのもので査定額に差は出ないかもしれません。ただ、丁寧に洗車をして査定に出すと、査定する業者に「丁寧に乗られていた」「バイクのメンテナンスをしっかりされていた」という印象を与えられます。査定者の所有者へのイメージが良くなると、査定全体へのプラスの影響が期待できます。
また、洗車をしないままの状態で査定に出してしまうと、査定する側がバイク本体の劣化状況やキズ・凹みなどに関して本来の姿を判別できないリスクもあります。これでは適切な査定につながりません。しっかり洗車した車体で査定してもらったほうが、所有者・査定者ともに納得のいく結果が出やすいでしょう。
せっかく手に入れた愛着のあるバイクです。本体はもちろん純正パーツも大切に管理し、手放すときも気持ち良くお別れできるようにするのがおすすめです。