ホンダ スーパーカブ50の特長と買取相場の傾向
ホンダ スーパーカブ50は、1966年に発売された50ccの原付バイクです。そのルーツは、1958年に登場したスーパーカブC100にあります。当時、スーパーカブC100の生産累計台数は400万台を超えるベストセラーで、その後継としてフルモデルチェンジして生まれたのがスーパーカブ50です。
スーパーカブC100との大きな違いは、静寂性と耐久性の向上を目的として採用されたOHCエンジンにあります。また、デザインも変更され、通称「スーパーカブ第2世代」として現在もなお広く親しまれています。
1983年には仕様の異なるタイプが追加され、超低燃費エンジンを搭載したモデルも登場しましたが、フルモデルチェンジは2012年に実施されました。つまり、45年にわたり初期モデルが流通していたことになります。
2012年のモデルチェンジでは生産拠点を中国に移し、よりリーズナブルな価格で提供されるようになりました。また、2018年には60周年を記念し、「スーパーカブ50・60周年アニバーサリー」と銘打って、期間限定の特別モデルを発売しています。
現在もスーパーカブ50は、経済性や耐久性、使い勝手の良さからビジネスバイクとして広く普及し、継続して生産されています。
新車のメーカー希望小売価格は24.75万円(税込)と、比較的リーズナブル。中古市場でも取引価格は低めで、平均買取相場は~15.4万円(2024年9月20日時点)です。
ただし、買取価格はバイクの状態や走行距離、条件によって変動する可能性があるため、事前に査定を受けることをおすすめします。
ホンダ スーパーカブ50を高く買取ってもらうためのポイント
ホンダ スーパーカブ50を高く売却するには、以下の6つのポイントを押さえることが大切です。ここでは、それぞれのポイントを詳しく解説します。
ポイント1:型式・モデル
1966年に登場した初期モデルのスーパーカブ50は「C50型」と呼ばれ、その後1999年のマイナーチェンジで「AA01型」に進化しました。AA01型では、キックスターター搭載の「スタンダード」と「デラックス」、キックスターターとセルフスターターとの併用モデル「カスタム」の3つのグレードを提供。2018年からは、省燃費を追求した「AA09型」が登場しました。
また、2018年には「60周年アニバーサリー」や人気アニメーション映画「天気の子」に登場するスーパーカブを再現した特別モデルなど、60年にわたる長い歴史のなかでさまざまなグレードを展開しています。
ビジネスバイクとして登場したスーパーカブ50ですが、個人ユーザーからも人気が高く、その需要は60年経った今も健在です。特に、最新モデルである「AA09型」は中古市場でも取引価格が高めとなっています。
ポイント2:年式
スーパーカブ50は、初期モデルである1966年式から現在販売されている2022年式まで、数多くのモデルが展開されています。
特に注目すべきなのは、フルモデルチェンジが行なわれた2012年式と、スーパーカブの魅力である丸目ヘッドライトが復活した2018年式です。これらはスーパーカブの魅力を象徴するモデルといえます。
中古市場では、2018年式以降のモデルが高値で取引されており、売却を検討する際は、この点も考慮するとよいでしょう。
ポイント3:走行距離
バイクを売却する際に留意しておきたいポイントの一つとして、走行距離が挙げられます。走行距離が長いと買取価格が下がる可能性が高いため、注意が必要です。
スーパーカブ50も例外ではなく、走行距離が短い車体ほど高値で取引される傾向があります。例えば、走行距離が5万kmを超える場合の平均買取価格は4.2万円ですが、5,000km未満の車体では12.9万円と大きく異なります。
ただし、走行距離が短くても車体の状態が悪いと減額される可能性があるため、日々のメンテナンスが大切です。
ポイント4:ボディカラー
スーパーカブ50は、その歴史の長さからボディカラーも豊富にそろっています。例えば、現行モデルでは「バージンベージュ」「グリントウェーブブルーメタリック」「タスマニアグリーンメタリック」の3色が展開されています。
また、2018年の期間限定モデル「60周年アニバーサリー」では「マグナレッド」、「天気の子Ver.」では、劇中のカラーを忠実に再現した「サマーピンク」が登場しました。
こうした限定色も注目されがちですが、スーパーカブ50の買取価格は、ボディカラーよりも走行距離や年式、バイクの状態が大きく影響する傾向があります。
ポイント5:状態
スーパーカブ50は長い歴史を持つモデルで、古い年式の車体を売却しようと考える方も多いでしょう。しかし、バイクの買取価格には、劣化の状態が大きく影響するため注意が必要です。
特に、長い間放置されていたバイクは、日焼けや傷で車体が劣化している場合があります。たとえエンジンが動いたとしても、見た目が悪ければ査定に響きかねません。
一方、古い年式でも大切に保管されていた車体は、外観がきれいで、査定時の心象も良くなるでしょう。
ポイント6:売却するタイミング
バイクの買取額は、売却するタイミングによって変動します。特に、新生活がスタートする春や、ボーナス時期と長期休暇が重なる夏は、高値で取引されやすいタイミングです。
一方、梅雨や台風が多いシーズンは、天候が不安定なためバイクを手放す人が少なくなります。その結果、バイク専門店の在庫が減少し、買取価格が高く設定されるケースもあります。
こうした高価買取のタイミングを逃さないことが、バイクを高く売るための重要なポイントです。
ホンダ スーパーカブ50の買取価格を上げるための必須事項
ホンダ スーパーカブ50を高く売却するには、以下の必須事項を押さえることが重要です。ここでは、買取価格を上げるための3つのポイントを解説します。
売却は早めが肝心
一般的に、年式が古いバイクは買取価格が下がりやすく、売却を検討している場合はできるだけ早く査定を受けることが大切です。
特に、ホンダ スーパーカブ50は歴史の長いバイクなため、古い年式の車体を保管している方もいるかもしれません。こうした車体は、早めに売却することをおすすめします。
売却前は洗車が必須
汚れたバイクは査定時の心象が悪くなり、買取価格にも影響します。少しでも買取価格を上げるためには、事前の洗車が欠かせません。特に、ステッカーが貼られたバイクは買取価格が下がってしまう場合があるので、剥がしてから査定に出しましょう。
ただし、傷やサビがある場合、スキルや知識がないまま修理を試みると、かえって状態が悪化する可能性があります。修理代が高くなると買取価格がマイナスになるケースもあるため、無理に修理をするのは避け、まずはバイク専門店に相談しましょう。
事故や修理を隠すのはNG
バイクを査定するスタッフは、事故や修理の跡を確認するプロです。事故歴や修理歴があるのにそれを隠して査定に出せば、査定時の心象が悪くなります。
買取価格が下がるのをおそれて事実を隠すのではなく、正直に正しい情報を伝えることが大切です。