フロントフォークオイルの交換でバイクの寿命を延ばす方法

フロントフォークは、走行時の路面からの衝撃吸収に欠かせない大切なサスペンションパーツです。フォーク内のオイルが劣化すれば、バイクへ伝わる振動・衝撃が増し、走行時の安全性が損なわれますし、フロントフォークのオーバーホール(分解・交換作業)が必要になる場合もあります。

ここでは、フロントフォークのオイル交換のメリットや交換方法について解説します。

フロントフォークのオイル交換は必要?

フロントフォーク内のオイルが劣化すると衝撃吸収が正常に行われず、フロントフォークからのオイル漏れや走行時の衝撃が増す等のトラブルが起こりやすくなります。そのようなトラブルはバイクパーツにダメージを与える可能性があるため、放っておけば結果としてバイクの寿命を削ってしまうとも言えます。

このようなトラブルを防ぐためには、定期的なフロントフォークのオイル交換が欠かせません。フロントフォークのオイルを定期的に点検することで安全かつ快適な走行を楽しめるので、この機会に愛車のフォークオイル交換を検討してみましょう。

オイル交換の目安

フロントフォークのオイル交換は、一般的に走行距離5,000〜10,000km に一度を目安に行うのが良いとされています。ただし、車種や走行条件によっても異なるため、走行時の衝撃が増したように感じた場合は点検してみるのがおすすめです。

フォーク内のオイルが劣化するとオイルの粘度が低下したり、オイル漏れを防ぐためのオイルシールが劣化してくる場合もあります。万が一、オイルシールが劣化するとオイル漏れが起こる可能性が高まるため、早急にオイルやオイルシールの交換を行う必要があります。

フロントフォークのオイル交換は必要?

オイル交換に必要な道具と手順

まず、オイル交換を行う前に揃えておくべき道具を確認しましょう。

  • 注入用の新品フォークオイル
  • グリス
  • 漏斗
  • 計量カップ
  • 廃油用ケース(2リットル前後)
  • フロントスタンド
  • レンチやドライバー類(バイクに使われているボルトやネジに適したサイズ)

オイル交換の大まかな手順は以下の通りです。

1.フロントフォークの取り外し
2.古くなったオイルの排出・内部清掃
3.オイルの注入
4.フロントフォークの取り付け

上記手順に沿って、次で詳しい交換方法を見ていきましょう。

フォークオイルの交換方法

1.フロントスタンドで車体を固定し、フォークを固定しているボルト類を緩めてフォークを取り外します。

2.フォークのトップキャップやワッシャー類を取り外し、古くなったオイルを排出します。この時、中のスペーサーやスプリングが飛び出さないよう注意してください。フォークのインナーチューブをストロークさせながら2本分のオイルを全て排出したら、取り外したパーツ類の清掃をします。清掃は、主に古いオイルや埃・塵の付着を取り除く感覚で行います。

3.注入量はサービスマニュアルにあるオイルレベルに合わせるか、油面調整を行いながら適量を見極めます。油面調整では、フォークを限界まで縮めた状態でサービスマニュアルにある規定量を注入し、フォークをストロークさせながらエア抜きを行います。エア抜きによって油面の気泡が確認出来たら、足りない分のオイルを注ぎます。

4.(1)と逆の手順でフォークを取り付けたらオイル交換完了です。

まとめ

フロントフォークオイルの交換は、バイクの寿命を延ばすことにも繋がる大切なメンテナンスです。フォークオイルを定期的に点検・交換してバイクの寿命を延ばすのはもちろん、安全で快適なバイクライフを手に入れましょう。

本記事は、2017年2月13日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。