こちらは修理でお預かり中のトゥデイです。 近くの国道を走行中エンストし、そのまま押してこられたとの事。

早速故障の原因を調べます。 プラグ着火ＯＫ、吸気ＯＫ、排気ＯＫ、エンジンオイルＯＫ、燃料供給ＯＫ、圧縮ＯＫレベル、etc・・・

原因はキャブレターに溜まった水でした。サビ色の水が底に溜まっています。

更にこうなった原因は・・・

燃料タンクの底にも水が溜まっていました。 油より重たい水は底に溜まったままになり、量が増えると重力でキャブレターにまで流れ込みます。

ヤマハ車に多いのですが、ＴＯＤＡＹは珍しいです。 状況からすると雨水ではなくタンク内の結露が原因のようです。 幸いタンク内に錆はほとんど発生しておらず、簡単な水抜き清掃でいけました。 キャブレターは汚れもあったので完全に分解して清掃します。

キャブレターなどを組付けたら外装を装着する前にエンジンの始動テストを行ないます。 一発で始動しました。 エンジン音も前回お預かりした時より力強くなったように感じます。

作業時間及び修理費用は、機種・車両の状態により変動します。 また、作業の混雑状況や部品在庫の有無によっては数日お預かりとなる場合がございます。 あくまで目安としてご参照ください。