シリンダーヘッドカバーガスケットから（バンク側）オイル漏れが発生しており、ヘッドカバーガスケット・オイルプラグを交換しました（画像撮り忘れ） また、ヘッドライトを教習車はバルブが違う＆高さが微妙と言う事で、１型のヘッドライトステーを取り付け、ライトASSYは汎用品を加工取付しました。

また、マフラーを外し、車体に似合った耐熱塗装を施しました。 ブレーキ前後は、パット・サポート・ピンなど分解して、清掃点検しました。いつもの車検点検作業風景と同じです。

肝心な箇所は、ホンダシリコーングリスにて、摺動を良く、グリス成分も長持ちで安心です。

リアも同様な作業を実施します。

ブレーキ関係の作業画像はいつもと同じなので割愛致します。｢はぎはらモーターホームページブログ｣で。

リヤブレーキペダルの、リンク・ピポッドもいつもの車検点検と同様、分解し、点検清掃します。 なかなか実施されない面倒な箇所で、足のブレーキなんか分からないと、皆様お思いでしょうが、すごくにタッチが良くなります。新車の感覚が蘇ります。

なかなかの、ガンコな汚れでした。

かなり完成したところで、前回のキャブレター同調調整を実施。

MOTULエンジンクリーンを添加し、同調ついでに、フラッシング作業を実施。

恐らく、中古車で販売されていた様な当車両。エンジンオイルは綺麗な状態でしたが、MOTULエンジンクリーンで、内部の取れるゴミ類はフラッシング出来ました。

純正オイルフィルター交換後今回は、Hiroko　マルチR10W-40に、教習車両で有りがちな、エンジン内のフリクション低下による不具合の防止を考えて、｢ヒートカット｣を添加致しました。 エンジンオイルで、チューニング出来るHiroko社のオイルと、添加剤。すごくここと言うシーンに対応して頂けます。今後ユーザー様の調子を伺い、何かしらの対策をオイルにて行う為、また相談致します。

左上、ETC・Hondaスポーツグリップヒーター・USB電源などハーネス類の取り回しを最終チェックし、完成です。 右上、ノーマルのCB750に見えますが、実はLタイプの教習車仕様。 日本に一台しかない、ユーザー様にはとても所有感のあるバイクが完成しました。 左下、マフラーや細部がブラックで精悍な感じです。リヤサスもこの後、交換予定ですが、現在調子の良い状態なので、後ほどブラックに変るかもです。 右下、・・・しかし、シートの破れがあり、張替えの為、入荷待ちでしたが、到着し。

張替え作業です。

純正シート表皮は販売されていませんのでアフターメーカーパーツです。

張ります。

この後、シートを天日干しし、完成となります。

姫路運輸局にて、10年ぶりに新規検査を受けて、晴れて3年検査を取得。公道に戻ります。

何とも楽しく作業をさせて頂きました。完成して少し公道を乗ると、綺麗なエアクリから、バランスのとれたキャブに吸われた混合気が軽快なエンジン音を奏でて、騒音規制前のマフラーのいいサウンドにて排気されます。 また、フォークから伝わるホイールのベアリングのスムーズなクッションにて、路面状況を手に腰に感じシックリしたブレーキにて、スムーズな減速と停止を行い、何とも気持ちの良い車両となりました。

ETC・ホンダスポーツグリップヒーター・USBなど快適装備も何となく取り付いており自然なイメージです。またヘッドON/OFFスイッチは、お客様のご注文のオイルクーラーファンのON/OFFスイッチとなります。 一見、2004年型のCB750④にも見えますが、実はCB750L⑦の2007年式です。 ブラックを基調とした車両になりました。ユーザー様のご希望に添えて、光栄です。 今後、何かとメンテナンスが必要ですが、是非ご相談して頂き、末永く乗って頂きたいと思います。 はぎはらモーターは、この様なユーザー様のご希望に出来るだけ添える車両をご相談しながら、販売もしております。 国内メーカー車両のみの対応で、90年代以降のバイクが中心ですが、良かったら憧れのバイクをお探しの場合、ご相談頂ければ幸いです。