■車種の魅力
通勤快速スズキが誇るアドレスの兄貴分のような存在です。2ストエンジンの特性をいかしたストレートの加速スピードは惚れ惚れするものがあります。これで原付？と思う人もいるくらいです。先進的なデザインも人気の要因でした。後のモデルチェンジで、よりスポーツ性能に特化したセピアZZが登場しています。
■マシンのスペック
A144型 49cm3強制空冷単気筒エンジンです。最高出力は6.8psですから、1990年当時の原付スクーターの中ではハイパワーを誇っていました。2スト車でありながらカタログ値の燃費は57.0 km/L （ 30 km走行時）を誇っていました。出足が少し遅い印象ですが、そこからの加速がすごく、原付とは思えないほどの動力性能を誇っていたのです。始動が、キック式併設というのも好きな人には嬉しい部分です。
