■車種の魅力
搭載エンジンはGPマシンをレプリカしたスクエアフォーエンジンで、ロータリーディスクバルブを採用したことにより、エンジン側面にキャブレターが装着されています。また、ミッションにはカセット式が搭載されました。
乾燥重量153kgの車体はレーサーマシンさながらの設計が取り入れられ、輸出仕様では95psを発揮するなど、パワーバンドに入る高回転域では猛烈な加速を実現します。
■マシンのスペック
スクエア4気筒ロータリーディスクバルブ498ccエンジンを搭載し、最高出力は64ps/8,500rpm、最大トルクは56.9Nm/7,500rpmの力を発揮します。市販レーサーRGB500に保安部品を付け加え、生粋のレーサーレプリカモデルとして1985年にデビューしました。
独特のシリンダーレイアウトであるスクエアフォアは、スリムな車体の実現とV型エンジンのデメリットである長いホイールベースの短縮化を実現しています。
