🌈Nowa nowa のあさんが投稿したバイクライフ

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    ちょっとお久しぶりです。
    この一週間+αの間、いろいろバタバタしてました。長文なので、面倒ならスルーしてくださいね。

    元々心臓に障害のあった母親は、ペースメーカーの電池交換のための簡易手術をした後、栄養不足と酸素の数値が良くなく、入院が長期化してしまいました。
    その後退院し、在宅介護へ向けた段取りをしていました。しかし母は血管が細くて点滴が入りにくく、在宅介護に際して困難が生じる恐れがあるため、点滴のポートを埋め込む手術(これも簡易)をしたのですが、その辺りから酸素の数値が悪化し、再び長期入院が見込まれる状態に陥りました。
    数日後、義姉からの連絡で、母の病床がナースステーション横の個室に移動した事と、それに伴い短時間の面会が許可された事を知り、我々は病院に向かいました。
    母は「早く帰りたい」と繰り返しており、父親と兄夫婦と何度も話し合い、この状態での在宅介護の手段を模索し、病院へ申し入れました。

    7日5:30頃、病院から連絡があり、すぐに向かうと、母の意識レベルはかなり低下しており、顎で息をする状態。自分は会社に休みを申し入れると共に引き継ぎのため、出社。
    再び父を連れて病院に戻ると、母の退院が決まった事を告げられ、既に在宅介護設備の準備も整い、あとは帰るだけの状態に。
    そして午後、母は帰宅出来ました。僅か1日の間にです。
    「帰ったな。良かったな。」
    何度も何度も話しかけると、母は朦朧とした意識の中で理解したようです。

    母は父と2人暮らし。妻が一週間仕事を休み、泊まり込む段取りをしてくれました。その間容体に変化がなければ、兄と自分は出勤するつもりだったのです。

    8日未明、妻からの電話で飛び起きました。
    容体が急変し、酸素の数値が極端に落ち込んだようです。
    自分はカブに跨り、猛ダッシュで向かいました。兄夫婦も到着していました。
    その時、母の意識はもう殆どなく、ただ顎で息を繋いでいるだけの様子でした。
    それから2時間経った6時過ぎ、母がふと顔を向け、何かを言おうとしました。こちらから必死で声をかけると、母の口が「ありがとう」と言ったように動き…
    静かに呼吸が止まりました。

    母は、自宅で息を引き取りました。
    母が熱望していた“家に帰る事”は、僅か15時間ながら叶えてあげる事が出来ました。
    病院の医師やスタッフの皆さん、介護支援センターの方、往診を請け負って下さった医師、こういった皆さんの連携があってこそだと思います。振り返れば、本当に見事でした。

    最後に、モトクルらしく…
    自分がいつも“街乗り新快速”と表現しているスーパーカブ。それは、最後に母に会わせてくれた相棒です。母の自宅までの道中、本当に速かったと思います。
    「カブじゃなくても…」
    確かにそうですが、ここでカブを選んだ事で、自分の中ではさらに相棒との絆が深まった気がします。
    だからという訳ではないけど、カブとの絆といえば「スーパーカブ」。やっぱりこれは持っておかないと…そんな気がして。

    #スーパーカブ
    #カブが頼もしい

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