
まこと
▼所有車種
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- CBR250FOUR
足掛け2年の時間をかけて、やっとCBR250Fourが公道走行可能な状態となりました。
アッパーカウルも取り付け、徐々に理想形に近付きつつあります。
これからは細かい修正の繰り返しになりますが、応援よろしくお願いします?( 'ω' )?







では、本日も行きます٩( 'ω' )و
『CBR250F レストアへの道』
本日の内容は #セルモーターメンテ です( ✌︎'ω')✌︎
メインスイッチを修復するも、やはり動作が不安定なセルモーター。
前より反応は良くなったとは言え、回転中に止まる事もあり、一度回らなくなるとしばらくは反応しない状態でした。
そこでセルモーターをバラして内部の確認をしてみる事に👆
まずバッテリーの配線を外します。
セルモーターを固定しているボルトに、バッテリーからのアース線が直で繋がっている為、感電防止の為にも忘れずに外しましょう。
バッテリーの配線を外したらエアクリーナーボックスを外し、キャブ下にあるセルモーターを外します。
10mmのボックスレンチでモーターを固定しているボルト2本を外し横に引き抜けば外れます。
モーターの取り付けボルトにバッテリーからのアース線、モーターの端子台にプラス線が取り付けてあります。
もしプラス線のネジが硬くて外せない場合は、スターターリレー側で外すと作業は楽です。
セルモーターの回転軸側にプラスネジが二本付いています。
この二本を外したら、回転軸をプライヤー等で挟みそのまままっすぐ引き抜くとブラシカバーが軸と共に引き抜けます。
このセルモーターは『ブラシ式モーター』と言われる物でモーター回転軸にカーボンブラシと言われる部品から電気を供給させ軸を回す方式です。
このモーターの構造上、ブラシカバーのみを引き抜くと、カーボンブラシを傷付ける事があるので要注意です。
ブラシカバーごと回転軸をモーター本体から引き抜いたら、カーボンブラシを傷付けない様に注意しながら、回転軸を引き抜きます。
その際軸にはシムと言うワッシャーが数枚入っています。
シムの枚数と入っている順番をメモしておきましょう。
組み立ての際に同じ枚数、順番で組む為に必要な情報です。
写真二枚目、◯を付けた場所に付いている黒い四角形の部品がカーボンブラシです。
3枚目の写真にあるスプリングで押され、回転軸の受電部に密着する事でコイルに電気を送り回転します。
今回判明したのがこのカーボンブラシの片側がブラシケース内で引っ掛かり、接触不良が発生していたようです。
ブラシケース内に溜まったカーボンカスをパーツクリーナーで洗浄したら、ブラシ本体に接点復活剤を吹いてカーボンブラシが正常に動く事を確認しましょう。
カーボンブラシの動きが復活したら、回転軸の清掃です。
軸の受電部も黒くカーボンが付着していたので耐水サンドペーパーの1000番に接点復活剤を塗って受電部を回転方向に磨きます。
もしここに異常放電等で焼けや溶け、極度の段付き摩耗がある場所はセルモーターを交換になります。
受電部を磨いたらモーターケース内に溜まったカーボンカスをパーツクリーナーで清掃。
良く乾燥させたら、分解の逆手順で組み立てて完成です👋🏻
カーボンブラシは鉛筆の芯と似たような材質で出来ています。
比較的柔らかい物質なので折ったりしない様に気を付けましょう。
では(^○^)/"