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バイクのウインカー(方向指示器)のメンテナンス・交換方法

バイクのウインカー(方向指示器)の光り方がいつもと違う時はありますか?段差を超えたらいきなり点きっ放しになる、片方だけ点く(そして消えない)、そもそも点かない等の症状です。そのままでは車検に合格しないだけでなく、周囲のドライバーの誤解を招いてしまう可能性があります。今回は、ウインカーのメンテナンス・交換方法を紹介します。

車検を通過するための要件

バイクのウインカーは、二輪自動車の場合10W以上60W以下の明るさであり、橙色(オレンジ色)でなければいけません。さらに、発光面積は7cm2以上であることが求められます(道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2009.10.24】〈第二節〉第137条(方向指示器))。

点滅は1分間に60〜120回必要です。点滅速度が速すぎても、遅すぎてもいけません。上記の要件を満たさずに走ってしまうと、整備不良扱いで取り締まられた上に、違反点数と罰金が付いてしまいます。「故障」という赤い札を貼って、整備が完了してから最寄りの警察でシールを剥がしてもらいます。

運転前にはウインカーも含め、灯火類がきちんと点くかどうか点検しましょう。自分で整備する時は、ウインカー本体と、ボルト、電球、アースコード等を購入してからトライすることになります。

ウインカーが点灯するのに点滅しない時

ウインカーランプは点灯するけれど、点滅しない時はリレーという部品の故障が予想されます。リレーが壊れた場合は交換が原則です。アッパーカウル(バイクの頭の部分)を順に取り外していき、ヘッドライトユニットを取ります。ヘッドライトの下部にリレーがあるので、新品に交換します。なお、車種によって分解方法や手順は異なるので、分解に慣れていなければ販売店のプロに依頼しましょう。

ウインカーが点灯するのに点滅しない時

点滅速度が異様に速い時

いわゆる「球切れ」になる前に、ウインカーは自動的に速く点滅するようになっています。LED電球は、消費電力がとても少ないことが特徴ですが、LEDに対応していないリレーを使ったバイクの場合は、球切れと判断したリレーが点滅速度を速めていることがあります。この場合も、リレーの故障の場合と同じく、リレーの交換が必要です。

点灯しない時

球切れか、内部で断線してしまっていることが予想されます。電球交換しても点灯しない時は、断線部分を繋いで解消します。しかし、どの部分が断線しているのか見た目にわかりづらいため、検査に時間が掛かります。接触不良の時は、ウインカーが点いたり点かなかったりします。

おすすめ!人気のウインカー6選

取り付け型ウインカー

ヨーロピアンウィンカー 50mm オレンジ / ブラック(2個1セット) 目安価格:約1,900円

ステーに取り付けるシンプルな丸型ウインカーです。ウインカーのボディは黒色でレンズはオレンジ色。ステーがあれば、どのようなバイクでも取り付けが可能です。

KITACO ワレンズミニウインカーセット(2個1セット) 目安価格:約3,100円

ウインカーボディは黒色で、レンズはオレンジ色の丸型レンズです。転倒時や走行中の衝撃を緩和する特殊ラバー素材のステーと、ハンマーでたたいても割れないレンズを採用しています。デザインはシンプルですが、耐久性に優れたモデルを求めているライダーにおすすめできるウインカーでしょう。

BSK バイク汎用 OSRAM ウインカー(2個1セット) 目安価格:約2,000円

IP65防水加工がされているLEDウインカーライトです。LEDが使用されているので省電力、長寿命が期待できます。製品は汎用なので幅広い車種に取り付け可能ですが、スタイリッシュな形は、とくにスポーツタイプのバイクに似合うでしょう。

WEBIKE MODE LEDシーケンシャルウインカーセット(2個1セット) 目安価格:約7,600円

曲がる方向に光が流れるウインカー。社外ウインカーの取り付けと同様に付けるだけなので、カスタムがとても簡単です。注意点としては、海外製バイクには適合しない車種があることと、取り付けるときはLED対応ウインカーリレーか、ハイフラ防止のレジスターを使用することが挙げられます。なお、元々LEDウインカーが付いているバイクには、そのまま取り付けても問題ありません。

mind bike parts LEDウインカー ブラックタイプ(2個1セット) 目安価格:約1,400円

バイク表面に取り付けるタイプのウインカーで、破損のリスクが少ないものです。取り付けはカウルに挟み込み、付属のナットを締めるだけなので簡単です。しかし加工が必要な場合もあるので、セルフでの取り付けが難しいと感じた場合はバイクショップに相談してみましょう。表面はブラックスモーク加工なので、ウインカーを目立たせたくないライダーにおすすめです。

貼り付け型ウインカー

tomtask 貼り付け型フロントウインカー(2個1セット) 目安価格:約1,280円

裏面に両面テープが付いており、車体に貼り付けるだけの設置が簡単なウインカーです。流線形をしている本体は、スポーツタイプなどスタイリッシュなデザインのバイクと相性が良いでしょう。価格が安く、電球の交換はできないですが、LEDを採用しているので長寿命が期待できるという点で、コストパフォーマンスのよい商品であると言えます。

バイクの車種やカスタム方法によってもウインカーの選び方は変わります。自分のバイクに合ったウインカーを探してみましょう。

まとめ

ウインカーの故障は、自分で直そうとすると時間が掛かってしまいます。慣れた人だと、自分で交換・整備するのも良いかもしれませんが、整備不良があると違反切符を切られてしまうこともあり、販売店にお願いしたほうが安心・安全です。気になることがあればすぐに販売店に相談しましょう。

本記事は、2016年7月14日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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