アドベンチャーモデルは、道を選ばない長距離が得意な旅バイクということもあって、基本装備が充実しているのが特徴だ。
アドベンチャーモデルは、その積載性、走行性、低疲労のライポジなど基本装備が充実している。しかし、車体が大きく足つきが不安だったり、旅はもちろんだがエキゾーストサウンドなどのアクセントが欲しかったりするもの。ひととおりの装備はあるが、それ以上の遊び方や趣向に必要なものを、代表的な機種のパーツを例に紹介しよう。
1万8500円(税抜)
独自のノウハウで、走行性能をそのままに足つき性の問題を解決してくれるローダウンリンクロッド。20mmのシート高の悩みが改善できる。デザインもブラックアルマイトで車体デザインを損なわない。サスの調整も忘れずに。
■適合:CRF1000L(2016-2017)
4万3000円(税抜)
純正アンダーガードの形状に沿ったエンジンガード。転倒時のエンジンへの損傷を軽減する。ステンレス製で軽量なのもうれしい。せっかくアンダーガードが標準で装備されているので転倒によるエンジンへのダメージも防ぎたい。
■適合:CRF1000L Africa Twin Adventure Sports 18(DCT可)
8万円(税抜)
ラリーレース、エンデューロレース、酷暑極寒などあらゆる環境に適応できるように試験を繰り返し完成した。デザインもダカールラリー参戦のHRCチームのマフラー形状を参考としているのも嬉しい。
■サイズ:25.5〜28.5cm(0.5cm刻み)
アドベンチャーモデルのタイヤの選択は難しい。それは舗装路やダートなどあらゆるシーンでの安心を求められるからだ。今回紹介するのは、舗装路よりもより本格的なアドベンチャーモデルでハードにダートを走りたい人にお薦めのコンチネンタルTKC80だ。角型のキャラメルブロックがもたらすグリップは砂地、マッドなどでの走破性を発揮する。
紹介するコンチネンタルタイヤ。写真は最新のTKC70。連続するセンタートレッドとソフトなサイドエリアのブロックで、オン/オフでの両立を求めている。