■車種の魅力
1966年に、当時の最大排気量として登場したのがW1です。ここから大排気量のカワサキのイメージができたといってもいいでしょう。Wシリーズはカワサキ伝統の系譜だったのですが、2016年にW800のファイナルエディションが発売されて、その系譜に終止符が打たれたのは残念なところです。
W1は性能云々ではなく、所有して走ることに意味のあるバイクであり、今では出すことのできないエンジンの鼓動をこよなく愛する人も少なくないのです。
■マシンのスペック
エンジンは、OHVバーチカルツイン（直立2気筒）の空冷エンジンを採用しています。最高出力は650ccで47psと現在では非力なイメージとなるのですが、当時はこれでもビッグパワーの代名詞にもなったのです。
